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英語脳で答えよう!(1)「Yes」と「No」 ~否定形で質問された時の答え方~

BL2 brain

私は、日本から英語を学びに来る日本人学生さん、または、単に観光旅行にくる日本人の方に接する機会が度々あるのですが、この方たちが、必ずと言ってよいほど間違える英語表現があります。実は、英語を勉強したての頃の私も、同じような間違いをした経験があります。

さて、どのような表現なのでしょうか・・・・

 

それは、ネイティブに否定形の形で質問された時の答え方です。

 

具体的な場面で考えてみましょう。

 

BL2 messy room のコピー

あなたは、留学生で、ルームメイトと二人で部屋の片づけをしているとします。

 

ルームメイト: You don’t need this post card any more, do you?

(このハガキ、もういらないよね。)

 

ルームメイトに上のように聞かれたとします。

もし、そのハガキがもういらないのであれば、あなたは、なんと答えればよいでしょうか?

 

答えは・・・

「No」

 

です。

 

もし、そのハガキが、まだ必要なのであれば、あなたは、何と答えますか?

 

答えは・・・・

「Yes」

 

です。

 

ところが、日本人の英語学習者は、これ(YES, NO)を全く逆に答えるのです。

 

それは、なぜでしょうか?

 

あくまでも、私、個人の見解ですが、間違える理由は、答えを出すまでの脳の思考プロセスの違いだと思います。

 

間違える方は、英語のセンテンスを聞いた時、まずそれを日本語に訳し、それに対して、まず、日本語で答えをだし、更に、その答えを英語に訳す。というプロセスを頭の中でやっているはずです。

 

日本語だけで考えると、「このハガキ、もういらないよね。」

いらない場合、「うん、(はい)いらないよ。」

 

この、「うん(はい)」を英訳して「YES」と言ってしまうのです。

 

それじゃ、「はい」と言いたいときは、逆で「NO」と言えばいいのだ。などと思考のプロセスをもう1つ増やすような覚え方は、絶対にやめましょう。

 

この答え方を間違えないためのコツは、まず、

 

―日本語にまず訳すくせをできるだけなおす。そして、

―英語で考える脳を鍛える。

 

 

BL2 yes no dice

このために、次のように考えてください。

 

まず、「いらない」という主張(statement)を打ち出す。

つまり、「I don’t need it.」です。「don’t」があるということは、前に来るのは、必然的に

「NO」ということになりますね。

 

だから、この場面で、ハガキがもういらないのなら、

「No, I don’t (need it).」これを短く言うので、「No」ということになるのです。

 

因みに、「No, I don’t need it.」「No, I don’t」「No」のどの言い方でも構いませんが、慣れるまでは、フルセンテンスで答えることをお薦めします。そうすると、「No」か「Yes」が、必然的にくっついてくるからです。

 

ハガキが、まだ必要な時は、全くその逆ですね。

 

まず、「いります」という主張(statement)を打ち出す。

「I *(do) need it.」です。「do」があるということは、その前に来るのは、「YES」ということですね。

 

*この時、「do」は、いらないのではと考えている方もいると思いますが、この「do」が、入ることで、「まだ、必要だ」という部分が強調され、捨てられない、大事なものなんだというニュアンスも伝わってきます。実際に、アメリカ人が、強調の為に「do」や「does」を付け加えて会話しているのをよく耳にします。

 

いかがでしたか?

もし、ネイティブに否定形で質問されたら、是非、

英語脳で答えよう「Yes」「No」、このコツを思い出してください。

 

また、スムーズに答えられるようになるということは、あなたの脳の中で、英語脳が少しづつできているということですよ。

 

英語脳で答えよう!(2)  “Do you mind~”で質問された時の答え方 

 

About Tamao

日本で5年、アメリカで4年の教員経験を持つ。現在は、アメリカ人の夫、2人の子供、愛犬とオレゴン州、ポートランド市に在住。日ごろは、NPOである、JASO (Japan-America Society of Oregon) の運営するプログラム、Japan on the Road のメンバーとして、現地の小学校を訪問しアメリカ人の子供たちに、日本文化を教えるボランティア活動をしている。