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TOEICリーディングのスピードが驚くほど上がる「スラッシュ・リーディング」とは?

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TOEIC受験でどうしても頼ってしまうのが、受験ノウハウを学ぶこと。この種のハウツー本は数多くありますので、これでスコアが上がったという方も多いと思います。でもこの切り札を使ってしまうと、もうそう簡単にはスコアが上がってくれません。

あとは英語の実力をアップさせるしかありません。ところが足を引っ張るのがリーディングです。TOEICリーディングセクションの時間が足りなくて、最後まで問題が解けないという方、多くありませんか?

TOEICの基本は、英語を正確に、スピードを上げて読むことです。

 

4つのリーディング・メソッド

 

「TOEICリーディングの実力を上げるために必要な4つのリーディング・メソッド」があります。

1.意味のひとかたまりを単位に前から順番に読み:スラッシュリーディング
2.知らない単語も文脈から類推しながら:コンテキスト(文脈)リーディング
3.修飾語をどんどん後から補いつつ:補足リーディング
4.次の展開を予測しながら読んでいく:予測リーディング

のことです。

あとは時間制限などの負荷をかけていきます。最終的には頭の中で英文の音を出さない「黙読」、さらには「速読」を目指します。キーとなるのは、「読むスピード」と「ボキャブラリー」です。

今回はその1つ「スラッシュ・リーディング」をご紹介します。聞いたことがある方もおられるかもしれませんが、英文を素早く読むためには少し工夫が必要です。

 

英文を読むスピードアップの必須スキル「スラッシュ・リーディング」

 

リーディングスピードが上がらない原因の1つに、「前から順番に読めない」ことがあります。

受験勉強では文法を使って英文を分析し、辞書を引いて正確な解釈が求められており、日本語との語順の違いから、前へ行ったり、後ろへ戻ったりするのが当たり前ですね。

でもTOEICは選択問題ですから、英語の文章の意味がわかることが先決、1語1語を正確に読む必要はありません。むしろもっと速く読む方法を学ぶべきです。

そこで提案したいのが、スラッシュ・リーディングです。意味のかたまり毎に、和訳をしないで、直接意味を理解するトレーニングです。

 

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スラッシュ・リーディングをやってみよう!

 

例えば、

The FBI is ramping up its facial recognition database.

という英文があったとします。

これを前から読んでいきましょう。最初のうちは意味を頭の中で( )内のように呟いてみます。こんな感じです。

The FBI(FBIだ、アメリカの警察だね)
is ramping up(ランプ?意味わかんないけど、upだから上げる?増やす?)
its facial recognition database(フェーシャル→化粧品で聞いたことある→「顔の」だね、recognitionはよくわからないけど、データベースは日本語。顔・何とか・データベース)

切れ目を入れるとこうなります。

The FBI / is ramping up / its facial recognition database.

このとき区切り記号(/)がスラッシュです。つまり前から順番に意味のかたまり毎にスラッシュを入れて区切りながら読んでいく方法です。スラッシュを入れてから、先頭に戻って読む方法が一般的ですが、それでは間に合いません。

先ほどの読み方だとこうなります。

FBI=アメリカの警察が / ランプアップ?upだから上げる?増やす? / 顔、何とか、データベースを

実際に英文を読むときは、この程度の理解で次の文へ進むのが大切です。

 

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辞書はできるだけ引かないように!

 

辞書を引きたくなりますが、そんなことをしていたらやはり時間が足りません。

わからない単語があっても(何とか?)でNo Problem!
(増やす?)っていい加減な想像でも、意味が通ればOK!

どんどん前に読み進めましょう。意味は何か?と立ち止まっていても仕方ないですね。文章の後の方で、手掛りが見つかるかもしれません。

語順を入れ替えてみると「FBIが、顔(何とか?)データベースを(増やす?)」という感じですね。

The FBI is ramping up its facial recognition database.
FBIが顔認識データベースを増強している

こうして前から順番に読んでいく習慣をつけることがとても大切です。単語の意味にこだわって後戻りしてしまうと、永遠にその読み方から抜け出すことはできません。

「TOEICリーディングの実力を上げるために必要な4つのリーディング・メソッド」の1つ目、「スラッシュ・リーディング」だけを聞いても、何だかごまかされたような気分かもしれません。

 

さてスラッシュ・リーディングでいくら前から読んでも、ボキャブラリーが不足していては、手掛りがなくて困ってしまいますね。次回は、意味を探ることを行いつつも、わからない単語や表現を効率よく覚えていく「コンテキスト(文脈)リーディング」を習得しましょう。

TOEICリーディングに必要なボキャブラリーを増やす「コンテキスト(文脈)リーディング」とは?

ネイティブ・スピーカーはもちろん、海外の英語学習者の多くは、この方法を使って自由自在に英語を操れるようになっています。

 

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TOEICリーディングの実力を上げるために必要な4つのリーディング・メソッド

 

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