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無駄のないホームステイを ~ただいまとおかえりの代わりに使えるフレーズ~

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そろそろ日本は夏ムード、学生さんは長い夏休みの計画に追われている頃ではないでしょうか?またお仕事をされている方も、お盆休みを利用してご旅行等に行かれる計画を立てる頃かもしれません。

また夏休みを利用して短期留学をする方が多いシーズンでもあります。私のいるオーストラリアの語学学校でも、日本人の短期留学生を対象としたスタディーツアーがこの夏沢山計画されているという話をよく聞きます。

日本で勉強した成果を試したり、長期留学をする前に海外生活がどのようなものか体験するために、短期留学をされることはとても有意義だと私も感じます。また英語力がそれほど高くなくても、海外生活を体験することにより、次にご自身がどんな勉強をすれば英語力がつくのかを見極めるためにも、短期留学はとてもいい経験になると思います。

しかしそれと同時に、なんとなくホームステイして語学学校へ通ううちに家族と打ち解けられないまま帰国の日を迎え、結局何を習得したのかわからず、ネイティブの方ともなかなか話す機会を持てなかったという方の話をたくさん聞くのも事実です。

そんなことにならぬよう、会話の糸口を掴めるホームステイに必要なフレーズについてお話します。

 

たくさんの方の失敗談は「ただいま」「おかえり」から始まっています

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せっかく留学したなら、早めに現地の方々と仲良くなり生きた英語を学びたいもの。それには短期でもホームステイのご利用をお薦めします。なぜなら語学学校の生徒さんは他の国から来ているため、ホームステイでもしない限りネイティブの方と短期間で知り合うことがなかなか難しいからです。

ホームステイと聞くとドキドキしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、英語のレベルが高くなくても、ある程度のマナーと品があれば皆さんはあなたを好きになってくれるはずです。

ただ、日本人の考えるマナーと外国人の考えるマナーが違うのも事実。控えめに多くを語らず過ごすことを良しとする私達の文化に比べて、自分の考えをきちんと述べることを「相手を尊重する」ことだと考える欧米諸国の文化は私達には馴染みがあまりなく、戸惑うことも多いと感じます。

ホームステイでも、初歩的な挨拶、たとえば「ただいま」や「おかえり」がきちんと出来ないことから随分勘違いをされてしまい、マイナスの印象を相手に植え付けてしまう場合もあるようです。

 

どう言うの?「ただいま」「おかえり」

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では、その「ただいま」と「おかえり」からの一連の会話をスムーズかつ上品に進めるにはどうしたらいいのでしょうか?

ご存知だと思いますが、英語には「ただいま」や「おかえり」に対する特別なフレーズがありません。従って、ホームステイをしていてファミリーが帰ってきた時や、自分が帰宅した際に、どう声を掛けたらいいのかわからず戸惑うあまり黙って部屋に戻ってしまい、「非礼な人」と思われてしまったケースも多々あるようなのです。

それではネイティブ達はどのような挨拶をしているのでしょうか?簡単です。外で友達と会ったときと同じ挨拶をするのです。

 

まずは「Hi.」「Hello」や「I’m home.」(帰ったよ。)と簡単に挨拶をします。そして、

 

「How are you?」→元気?

「How was your day / work / school?」→今日/仕事/学校はどうだった?

「Where have you been?」→何処へ行っていたの?

 

とシンプルに聞いてあげればいのではないでしょうか?

 

「I’m fine thank you, and you?」は捨てましょう

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私達は学校で、「How are you?」の返事として、これしか返答の選択肢がないかのように「I’m fine thank you, and you?」ということを教わりましたが、実はこんな返事を返している人は少ないのです。

元気ですと返すには、「Good.」(元気だよ。)、「Great!」(いい感じだよ!)、「Not bad.」(悪くないよ。)のような返しもできますし、例えば元気でなければ正直に「so-so / OK.」(まあまあかな。)「Not very good.」(あんまり良くないんだ。)、「Terrible!」(最悪だよ!)と答えましょう。そして元気ではないときはさらに一言、何があったのか話すと良いかもしれません。

そして必ず相手にも「How are you?」と聞いてあげてください。聞かれたまま返事して相手に聞き返さないのは失礼です。

 

こんな会話をしてみましょう!

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A「I’m home!」

→ただいま!

B「Hi! I thought you’d come back earlier. How are you?」

→ハーイ!もっと早く帰ってくると思ったよ。元気?

A「Not very good….」

→あんまりだよ・・・・

B「Oh, what happened?」

→え、どうしたの?

A「Well, I was caught in the rain. So I was going to buy an umbrella at a convenience store, Then the car splashed me with rain water on the way.」

→うん、雨が降ってきてね。コンビニに傘を買いに行こうかと思ったら、車に水をはねられてね。

B「That’s too bad.」

→それは嫌だね。

A「I don’t have any good experience with rain….」

→雨に関して、いい思い出が全然ないよ。

B「Never mind.」

→気にしない、気にしない。

A「How was your day?」

→君の一日はどうだった?

B「It went OK. Nothing really happened to me. Ah, I broke up with my boyfriend though.」

→うん、まぁまぁだよ。特に何も起こらなかったかな。あ、でも彼氏と別れたんだ。

A「What!? Did you say you just broke up with your boyfriend!?」

→え!?今、彼と別れたって言ったの?

B「Yeah, he dumped me.」

→うん、振られちゃった。

A「Your day must be worse than mine. How could you say it’s nothing??」

→君の一日は僕よりも悪そうだね。どうしてそれで何もなかったって言えるわけ??

B「I thought he would, so it’s no surprise to me.」

→彼がそうすると思っていたから、それほど驚かないのよ。

A「OK… I’d better make a cup of coffee and listen to your story.」

→そうか・・・・なんかコーヒーでも入れて話を聞いたほうがよさそうだね。

 

こんな感じに興味深い会話に発展すると面白いですね!

 

さいごに ~恥ずかしがって話さないのも相手には不思議~

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私は日本人学生を含む学生さんのホームステイを取り始めてから、多くの日本からの学生さんに対して会話を拒否されているような気持になることがあります。また、そこに戸惑いや遠慮があることは理解できるのですが、一生懸命話しかけても無反応な彼らを見ると、もったいないことをしているなぁと感じます。

相手が外国人だともっとで、英語を話す私の夫などは、ほぼ質問に「YES」「NO」と答える以外、一言も話さないうちに帰ってしまう日本人学生さんを見て「何をしに来たのだろう?」首をかしげるばかりです。

ホームステイを受け入れているファミリーというのは、自らホストファミリーになるべく申し込んできているのですから、ある程度の時間と労力を学生さんに使う覚悟は出来ています。少しくらい言葉が通じなくてまどろっこしい会話になっても、むしろそれを歓迎されていると思って思い切って話したほうがお互いハッピーだと思って頑張ってみましょう。

せっかくお金と時間を使って留学するのですから、有意義な会話や体験が出来ると良いですね!

 

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About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/