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TOEICの英文をネイティブのように意味を理解しながら読む「予測リーディング」とは?

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今回は「TOEICリーディングの実力を上げるために必要な4つのリーディング・メソッド」の最後「予測リーディング」をご紹介します。

 

英文ストーリーの展開を予測しながらリーディング!

 

後戻りしないで前から読む、わからない単語はいったん置き、とにかく先を読み進める、長い英文は自問自答をしながら後ろから補足していく、これら3つのスキルだけで英文は十分速く読むことが出来ます。

ところがかなりの上級者でも、ときどき意味がわからなくなることがあります。そのほとんどは英文のストーリーや論理の展開から外れてしまうことが原因です。

こんなときどうすればいいのでしょうか?それは英文を書いた人が次に何を言おうとしているのか、ストーリーの展開を予測しながら読むことです。

 

簡単な例でそのコツをご説明します。少し英文が難しくなりますので、スラッシュ・リーディングで分解しておきましょう。

(参考)
TOEICリーディングのスピードが驚くほど上がる「スラッシュ・リーディング」とは?

 

It also makes sense  それはもっともなことだ

that the government of India  インド政府が

wouldn’t want everyone  みんなにして欲しくはない

who knows how to use Google Maps  (その人は)グーグルマップの使い方を知っている

to know exactly  正確に知ることを

where those military installations are.  それら軍事施設がどこにあるか

 

少しつながりがおかしいですね。試しにwho knows〜の部分を抜いてみましょう。

 

It also makes sense  それはもっともなことだ

that the government of India  インド政府が

wouldn’t want everyone  みんなにして欲しくはない

to know exactly  正確に知ることを

where those military installations are.  それら軍事施設がどこにあるか

 

これなら「インド政府が、それら軍事施設がどこにあるか、みんなに正確に知ってほしくはないのはもっともなことだ」と理解できると思います。

(難しいと感じる方は第1回の記事を見て練習してみて下さい)

 

ポイントは

who knows how to use Google Maps  (その人は)グーグルマップの使い方を知っている

をうまく処理できるかです。

 

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英文は1本道ではない!

 

ではネイティブスピーカーや英語上級者はどう読んでいるのでしょう。カギはwantにあります。

want everyoneと出てきた瞬間、次に「何かして欲しい(欲しくない)」というto + 動詞(この例文ではto knowですが、to do, to goなど何でも)が出てくることを予測しています。

この次に出てくる部分「who knows how to use Google Maps」は、everyoneを修飾しており、それほど重要な部分ではないので斜め読みとなります。もちろん意味を理解していないわけではありません。それほど重要ではないので横に置き、後でつなぎ合わせるという感じです。

 

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幹を登っているつもりが、いつのまにか枝を登っている?!

 

予測ができないと、幹を登っているつもりが、気づかないまま枝を登り始め、元の幹へ戻れなくなります。これが英文を読んでいて、訳が分からなくなっている状態です。

一方、ここから枝葉かな?と思うことができれば、その場所から枝葉を見るだけにして、再び幹を登り始めることができます。

この感覚がわかるようになるためには、want + 人・物 が来れば、to + 動詞が出てくるのではと気づくことが必要です。生きた英文に接し、言葉の典型的なつながりを、できるだけ数多く知ることが大切です。

多読多聴が大事とよく言われるのですが、こうしたリーディングのポイントを知らずにトレーニングしているので、なかなか効果があがりません。

予測リーディングは難しいかもしれませんが、少し意識するだけで、迷ってしまうことがなくなります。ぜひ試してみて下さい。

 

TOEICリーディングの実力を上げるために必要な4つのリーディング・メソッドの「予測リーディング」ができるようになれば、英文は速読でどんどん読めますし、TOEICの問題も怖くなくなります。是非この段階までスキルアップを目指していただきたいと思います。

TOEICリーディングのための4回シリーズはいかがでしたか。リーディング=英文の解析だと思っていると、読むことならできる段階を卒業できません。前から順番に読めないのですから、リスニングができないのです。最初は戸惑うかもしれませんが、ぜひ試してみて下さいね。

 

TOEICリーディングのスピードが驚くほど上がる「スラッシュ・リーディング」とは?

TOEICリーディングに必要なボキャブラリーを増やす「コンテキスト・リーディング」とは?

TOEICの長い英文も楽に読めるようになる「補足リーディング」とは?

 

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TOEICリーディングの実力を上げるために必要な4つのリーディング・メソッド

 

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