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間違えた!?勘違い英会話 間違えやすいあのフレーズとは?

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英語を真剣に学習し始めてから10数年。最初の数年間は無我夢中で勉強をしてきましたが、いざ英語圏に移住してからは、参考書や問題集を広げて勉強することはなくなり、なんとなく生活の中で必要なフレーズをネイティブの発言からコピーして使うといったような習得方法に移行されています。

それまでは机上の勉強が多かったので戸惑うことも少なかったのですが、さすがに英語環境に身を投じ、人を相手に会話を重ねると、イマイチ正しいニュアンスがつかめず苦労することが多々ありました。そして、そのたびに相手の発言にしばらく腹を立てていたり不安に思ったりして過ごしておりました。

その中でも、私達日本人が学校で習ったり辞書で調べた際の、その単語から感じるニュアンスが、どうもこちらの方と違うのでは・・・・と思い衝撃を受けたようなフレーズには、随分翻弄されたような気がします。

今回はそんな私が見つけた、日本の直訳とは微妙に使い方の違っていた英語フレーズについてお話しします。

 

「I’m tired.」で大げんか!?

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主人とまだお付き合いしていた頃、デートの途中であくびをしながら「I’m tired.」と何度も言う彼に、「相手に対して失礼だ!」とすごい剣幕で怒ったことがあります。日本で「I’m tired.」を「私は疲れました。」と教えられた私は、なんて失礼な!と憤慨。彼に食ってかかったのです。

日本でデート中に「疲れた。」などと言うと、「つまらない。」と言われているようで不快になりますが、英語で言うところの「I’m tired.」は、疲れたというよりも、「I’m sleepy.」(眠いです。)のニュアンスが強いようです。日本語で感じる「疲れた。」のニュアンスを出すなら、「I’m tired.」よりも「I’m bored.」のほうが近いような気がします。

彼の趣味はロードバイク。毎週末の朝に友達とグループで100km程サイクリングに出掛けるのですが、出発が朝5時や6時なので、その後私と遊んでいても夜になると眠くなるようなのです。

今考えると、基本的にオーストラリア人の平均就寝時間が21時半や22時と言われている中で、その時間にカフェでお茶したり外食したりしているので眠いのは当たり前。ただ、それを「眠い」ではなく「疲れた」というニュアンスで捉えてしまった私は「I’m tired.」はないだろう!?と感じてしまったのです。

「I’m tired.」に眠い要素が含まれていると知ったのは、その後数カ月経ってから・・・・私はその間、彼に眠いのに眠いと言えない状態を強要していたことになります。

 

「I am depressed.」は心の病気!?

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友人で、勤めていた会社を辞めた方がいました。待遇も良さそうで条件も悪くない職だったのですが、どうして辞めたの?と聞いたら上司との人間関係が上手くいっていなかったようでした。その際に彼が発したのが「I was really depressed.」だったのです。

これを聞くまで、私は「Depressed」という単語を知らなかったのですが、辞書で調べてビックリしてしまいました。その辞書には「うつ病、うつの症状」と書かれていたのです。考えてみればニュース等で「Depression」による自殺者数が年々増えているようなことを報道していたことがあると思い出し、余計ゾッとしてしまいました。

これは大変なことになったと思いました。家で引きこもっているのではないか、人と会える状態にないのではないかと色々と心配をした挙句、会いに行くのは控えたほうがいいかなとも思い2週間程メッセージのやり取りだけで過ごしました。しかし調子が悪そうなメッセージは来ないので、その後「もし体調が良ければ一度会わないか?」と打診してみたところ、「いいよ!元気だし来週は結構暇だから。」とのこと。少しずつ回復しているのではないかと思い実際会ってみると、彼は特にやつれた様子もなく依然と変わらず普通なのです。しかも新しい仕事を始めて楽しいよ~と話しているではありませんか。

あれれ?と思いながら、「良かったね、一時はどうなるかと思ったよ。」と話したら、「何のこと?」とのこと。「だってうつ病だったんでしょ?」と聞き返したのですが大笑いされてしまいました。

Depressedという単語は、「うつ」という意味もあるようですが、単に「落ち込んだ」という意味もあるそうなのです。従って彼は「I was really depressed.」を「本当に落ち込んじゃってね。」というニュアンスで話していたらしいのです。

どうりで様子がおかしいと思ったよ~と笑われ、私は恥ずかしいやらホッとしたやら、なんだか複雑な心境でした。

 

ストレスがあるって日常会話!?

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日本に住む父に、「ストレス」という言葉について怒られたことがあります。

私達は一年に一度、家族3人で日本へホリデーで帰国しています。だいたい4週間~6週間程の期間で、その間は両親の家へ滞在しています。私の両親は英語を話しませんし、夫も日本語をほとんど話さないので、滞在中はお互いの意志は私を通して伝えることになります。その中で、夫が何かの時に「ストレスになる。」と発言したのを、何度かそのまま父に伝えていたら父に怒られてしまったのです。

言われて気づいたのですが、確かに日本では「ストレスになる。」などという言葉は頻繁に使われません。よほど重くなってしまった際にはストレスという言葉が出てしまうのかもしれませんが、父にしてみれば「いい大人の男が小さなことでストレスなどと弱音を吐くな!」ということのようです。

私も日本にいた際は「疲れた。」「ストレス。」などと弱音を吐く人々が好きではありませんでした。従ってオーストラリアに住み始め、周りの方が「ストレス」という単語をいとも簡単に使用することにビックリしたのを、父に怒られてから思い出しました。

しかし、こちらの方にしてみたらストレスという言葉は日常使われる言葉。それほど病的なものではないのです。「It’s stressful to deal with.」(ちょっと面倒だなぁ~。)や、「It’s stressful to get use to it。」(慣れるまでが大変そうだ。)などのニュアンスの時にも簡単にストレスが使用されるのです。

それでは日本で言うストレスはどんな表現をするのかというと、「I’m really stressed out!」とstressed outというフレーズを使用するのがちょうどいいのかなと感じます。

そんな些細なことで父と夫の関係が悪化しないよう、ニュアンスも考えながらお互いの意志を伝えないと国際結婚は成り立たないのだと、国際結婚の難しさを感じた一件でもありました。

 

さいごに ~わからないときは聞いてみて!~

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こういった経験をいくつも積み重ねてきましたが、表現の相違って掘り下げて相手に聞かないといつまでたっても勘違いしたままになることが多いのです。

何となく話していてしっくりいかない事ってありますよね?そんな時は私のようにそのままにせずに、是非相手にきちんと聞いてみてください。相手の方は全然違った意図で話をしていることも多いと思います。

その場で会話の流れを止めて聞くことは勇気のいることですが、その後何カ月も悩むくらいなら聞いてみましょう。意外とその違いから、相手と興味深い会話が広がるかもしれません!

 

 

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About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/