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英語で楽しむ♪ 映画『アナと雪の女王』の主題歌・挿入歌

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日本でいま大ヒット上映中の映画「アナと雪の女王」の英語のタイトルは「Frozen」です。私が住んでいるここアメリカでも、観てない子供はいないと言ってもいいくらい、大人気の映画でした。

今回は、映画「アナと雪の女王」に出てくる歌の中から、英語のフレーズをいくつか紹介したいと思います。映画の公式ホームページからも英語と日本語両方のミュージック・クリップを見ることができますので、是非これを読んで見比べてみてください。意外な発見があるかもしれません。

 

Let It Go

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主題歌の Let It Go はアメリカの子供達も大好きな歌です。クラスの中で一人の子が「Let It Go〜♪」と歌い始めるとみんなで大合唱になってしまい、先生に注意される、なんていう場面を目にしたのは一度だけではありません。

公式ホームページでは、この Let It Go の英語バージョン(日本語歌詞付き)と松たか子さんが歌う日本語バージョンの両方のミュージック・クリップを見ることができます。字幕の日本語歌詞と、実際に歌われている日本語の歌詞の内容が微妙に違っている部分もあったりして、見比べてみるのも面白いと思います。

それでは、歌の中のフレーズをいくつか見ていきましょう。

 

「let it go」(もういいよ。あきらめろ。忘れなさい。放っておけ。)

タイトルにもなっている「let it go」には、上のような日本語の意味があります。

歌の日本語字幕には「これでいいの、かまわない」と訳されていて、松たか子さんが歌う歌詞では「1. ありのままの  2. ありのままで  3. これでいいの」と訳されています。

誰かに悩み事を相談された時などに「もう忘れたほうがいいよ」と言いたいときにも使えるフレーズです。

 

歌に出てくる Let を使ったフレーズ

 

Let the storm rage on.(嵐よ吹き荒れるがいい)

Don’t let them in.(心を許してはいけない)

Don’t let them see.(見せてはいけない)

Don’t let them know.(知られてはいけない)

 

歌詞の中には、上のように let を使ったフレーズがたくさん出てきます。

let や make は「使役動詞」として使い方を学校で習ったと思いますが、覚えていますでしょうか?

let には「〜〜させる」という意味があります。

日常会話では

 

・Let me know when you fix your schedule.(予定が分かったら教えてね)

・Let me show you something. (何か見せてあげるよ)

 

などというふうにも使えます。

Let の用法を踏まえた上でもういちど歌を聞いてみると、歌詞の意味が今まで以上につかめるかもしれません。

 

Do you want to build a snowman? / 雪だるまつくろう

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Do you want to 〜〜?

後半はとても切ないですが、前半は可愛い歌ですね。タイトルになっている「Do you want to build a snowman?」というフレーズは、歌に何度も出てきます。

日本語では「雪だるまつくろう」と訳されていますが、何かしようと人を誘うときには、このように「Do you want to 〜〜?」というフレーズがよく使われます。

<例>

・Do you want to go to eat outside?(ご飯、外に食べに行く?)

・Do you want to play tennis? (テニスしない?)

 

人を誘うというと Let’s で始まるフレーズを思い浮かぶ人が多いかもしれませんが、「Do you want to〜〜?」も頻繁に使われます。

 

英語と日本語の歌詞の意味が違う!?

この歌の中で、幼少期のアナの最後の歌詞が英語では

It doesn’t have to be a snowman.(雪だるまじゃなくてもいいよ)

に対し、日本語バージョンの歌の歌詞は「おおきな雪だるま」となっています。

字幕や歌の翻訳は、字数などの関係でどうしても完全に同じ意味で訳すことができない場合があります。なので、英語のまま理解できるようになるとこういった違いも楽しめるようになります。

 

For the first time in forever / 生まれて初めて

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途中からアナとエルサのデュエットになり迫力のあるこの歌からは、このフレーズを取り上げてみました。

 

Who knew we owned eight thousand salad plates?

この歌詞、日本語の歌の中では「お皿もこんなにたくさん」と訳されていますが、直訳すると「私達がサラダ用のお皿を8000枚も持っているなんて、知っている人はいた?」というような意味になります。 今まではお城に人が来ることはなかったので、お皿が登場する機会もなかったということですね。

 

・Who knows? (直訳:誰が知っている?/ 意味:誰も知らない)

・Who cares? (直訳:誰が気にする?/ 意味:誰も気にしない)

 

Who を使ったこの2つは、日常会話でもよく使われるフレーズです。

 

Love is an open the door / とびら開けて

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ハンス王子とアナの可愛らしいデュエット曲からは、いちばん最後のセリフをピックアップしてみました。

 

ハンス王子:Can I say something crazy? Will you marry me?

(おかしなこと言ってもいい? 僕と結婚してくれ)

 

アナ:Can I say something even crazier? Yes!

(もっとおかしなこと言ってもいい? もちろん!)

 

このアナの切り返しの「crazier?」の部分ですが、er がついているので比較級になり、「よりおかしなこと」という意味になります。

英語バージョンの映画本編では、アナとエルサが久々に再会し会話を交わすシーンでこんなやりとりがあります。

 

エルサ:「You look beautiful.」

アナ:「Thank you! You look beautifuler, not fuler, I mean more, more beautiful.」

 

この会話では、アナが beautifuler を more beautiful と言い直しています。それは何故かというと、beautiful の場合には、beautifuler ではなく、more beautiful という使い方が正しいからです。

他にも er ではなく、 more を使って比較級を表す形容詞がいくつかあるので紹介しておきます。

・ × diffuculter   ○ more difficult (難しい)

・ × differenter         ○ more different (違った)

・ × interester           ○ more interest  (面白い)

 

おわりに

映画「アナと雪の女王」に限らず、ディズニーの映画は大人も子供も楽しめる内容のものが多く、使われている単語も難しいものは少ないので、英語初級者・中級者の方でも英語&英語字幕のみで十分に楽しむことができると思います。

トイ・ストーリーシリーズや、モンスターズ・インクなど、ピクサーの映画も英語学習にはお勧めです。

また、Youtube には「Frozen(アナと雪の女王)」関係の動画がたくさんアップされています。英語の歌詞が知りたい場合には「Frozen lyrics」で検索をすると見つけることができますし、男性が「Let It Go」を熱唱しているカバー動画など、面白いものも色々とあります。