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映画から学ぶネイティブ英会話 ~L.A.コンフィデンシャル編②

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kaorinです。前回からのスクリーンプレイ・シリーズを使っての映画から英語力を高める方法。同シリーズ「L.A.コンフィデンシャル」の続編です。

 

スクリーンプレイ・シリーズ

スクリーンプレイは1988年にE.T.の完全セリフ集を出版してからずっと完全英語シナリオを手がける出版会社。 スクリーンプレイ・シリーズは左側が英文シナリオ、右側が日本語訳。となっており、脚注にスラング、あるいはイディオムの解説も入っています。

 

映画で英語=学習の仕方(おさらい)

1.DVD字幕無しで3回観てみる
2.DVDを英語字幕付きで3回観る
3.「スクリーンプレイ」をざっと読んで英語字幕付きでさらに2回観る
4.「スクリーンプレイ」をしっかり読んで英語字幕付きでさらに2回観る
5.「スクリーンプレイ」片手に一語一句、ポーズをかけながら観る。

映画で英語を身につけるのならこれぐらい徹底する必要があり、そのためにこのスクリーンプレイが非常に役立つのです。最後の5.の段階ではラインマーカー等でページ左側の英文シナリオにどんどんラインを引いて行きましょう。書き込みもOKです。

★英語の教材は使い潰すのが基本。間違ってもブックオフで売ろう等ときれいに使っては身に付かない!大原則ですから覚えておきましょう。

 

L.A.コンフィデンシャル

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1997年に映画化された古い作品ですが第90回アカデミー賞9部門のノミネートの充実した作品で、英語学習者の教材としても見逃せない表現の宝庫の作品になっています。あらすじその他は前回のブログをご参考になさって下さい。今回はその2回目になります。

http://www.funlearning.co.jp/archives/5404

 

気になる表現集

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なるほどぉ!と思える見逃せない表現をピックアップしました。

 

1. Would you be willing to shoot a hardened criminal in the back in order to offset the chance that some lawyer….

弁護士の出る幕を帳消しにする為に、更生の見込みのない常習犯を背中から撃ち殺せるか?

これは聞き取るのも理解するのも難しいでしょう。hardened=札付きの、常習的な、という意味です。さらにoffset=帳消しにする。ここではlawyer…を補って弁護士のチャンスを、というよりさらに意訳して弁護士の出る幕、と訳しています。

 

2. For the love of God, don’t be a detective.

お願いだから、刑事にはならないでくれ。

for the love of God= お願いだから、と丸覚えしてしまいましょう。

 

3. What took you, Stensland?

何してたんだ、ステンズランド?

これは非常に英語的表現です。何があなたをつかまえていたの?→何につかまってたの?→何してたんだ?となるわけです。

 

4. Up to your old tricks again, Bud?

おいバド、またお前の十八番だな。

Up to …で…に従事して、となりますからold tricksで古い、お馴染みの方法に従事するんだね、となる訳です。例文としてWhat have you been up to lately? 最近は何をやってるの?というのがあります。使えると思います。

 

5. I won’t testify against my partner or anyone else.

私は自分のパートナーや仲間に不利な証言をする事はできません。

testify against=〜に不利な証言をする、ですがtestify to=は〜に有利な証言をする、となります。わかりやすいので覚えておきましょう。

 

7. I think it would look better if we had a corroborative witness.

提訴を補強する証言がもう一つあったら良いように思うが。

corroborative= 裏付ける、補強するの意味で、ここではさらに仮定法のifと一緒に使われています。早口で話されるとこのあたりの時制の感じは掴みにくいと思います。

 

8. That won’t be easy to come by. The men hate a stool pigeon.

証言を手に入れるのは容易な事ではありません。警官たちは密告者を嫌うので。

ここでのポイントはa stool pigeon=タレ込み屋、スパイです。これは鳩をおびき寄せる為のおとりのハトがstool(台) に繋がれていた事からくる語句です。

 

9. The public will expect the department to protect its own. Sweep this under the carpet. Don’t.

大衆は市警が保身にまわるものと考えています。見過ごしたりする事は厳禁です。

Sweep this under the carpet.はカーペットの下にゴミを掃き入れて隠す、という事から人が見過ごすように隠す、という意味になります。ここでは倒置的にDon’tが配置され、発言のあとから否定しています。

 

おわりに

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映画で英語をスクリーンプレイ・シリーズのシナリオから学ぶ方法。いかがでしたか?今回はかなりマニアックな語句がありました。このシリーズは定期的に続きを引き継いで行きます。お楽しみに。

About 鍋島 佳緒里

小さい頃から、IBMが日本に招聘したイギリス人講師が自宅にステイするという家庭で育つ。感覚的に英語を習得したため発音だけは良いがグラマーやリーディングに苦手意識が残る。音楽制作の仕事に従事し、海外の音楽祭取材などで一年の内2ヶ月をヨーロッパで過ごす数年間の経験を経て、現在はNY在住のアメリカ人パートナーとの遠距離を克服しながら毎日英語を使う日々。 TOEICで高得点を取るビジネス英語に注目するだけではなく、日常的にエレガントで社交的なマナーを持って国際人としてウィットのある会話するのをモットーとしている。フランス語も中級。デンマーク映画に夢中。日本在住。「なめらかな発音と言い回しをゲットするレッスン」はinfo@a-tfactory.co.jpまで。