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【体験談】日本人が知らない、アメリカの常識!? Vol.1

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私が日本からアメリカのカリフォルニア州へ引っ越して来たのは、34歳のときでした。25歳で結婚してからの約9年間、アメリカにはアメリカ人の夫の里帰りを兼ねて毎年遊びに来てはいたものの、実際に住んでみて初めて分かったこと、驚いたことはたくさんありました。

今回は、私がアメリカ生活を体験して初めて気が付いたアメリカの常識をいくつか紹介したいと思います。

 

「I love you」は家族の挨拶の言葉?

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「I love you」という言葉は恋人や夫婦のためにあるものだと思っていました。ですが、実際は家族のために使うことが多い言葉だと、アメリカに住んでから実感しました。

朝子供を学校へ送って行くとき、ネイティブの親は子供に手を振りながら「Love you!」と言って別れます。そして、子供も親に「Love you!」と言って手を振り返します。子供が小さい場合には、別れ際にハグをする親子も多いです。直訳すると「愛してるよ!」と言って送り出すことになりますが、日本で親が子供に「行ってらっしゃい」と愛情を込めて言い、子供が「行ってきます」と返事をして家を出るのと何ら変わりがないようにも思います。

子供が大きくなってからも、家族と別れるときは「I love you」がお決まりの文句です。アメリカ人の義母が私にメールをくれるときにも「Love」という文字を書いてくれます。私はちょっと恥ずかしいので「Take care」などで済ませてしまうのですが・・・。

日本人は、「愛してる」という言葉を気軽に使うことはないですが、アメリカ人はもっと気軽に「I love you」を使っています。ちょっと面白い話では、スーパーのレジで買い物をしたアメリカ人主婦が、帰り際にレジのお兄さんに「Thank you!」と言うつもりが間違えて「Love you!」と言ってしまい、レジのお兄さんがちょっと困惑した表情で「I love you too……?」 と返したなんていう話もあるくらいです。

「Love」という言葉には、家族の愛がこもっていると思います。日本では「言葉にしなくても家族を愛しているのは当たり前」のような風潮がありますが、毎日親から「I love you」と言われて大きくなる子供たちは、心が満たされるような気がします。アメリカ人に自分に自信がある人が多いのは、このおかげかもしれませんね。そういった部分は、私も見習わなければと思います。

 

『ギフトレシート』は当たり前 返品大国アメリカ

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アメリカは返品大国として知られていますが、実際に住んでみて、これほどまでとは驚きました。

子供のクラスメイトの誕生日プレゼントを買いに行ったときのこと。レジで「ギフトレシート」はいりますか?と聞かれました。その時は何のことか分からなかったので断ったのですが、後から調べて、何とも効率的なシステムがあるものだと感心しました。

アメリカでは、子供が小さいうちはクラスメイトの誕生日パーティーに招待されることが多いです。その子の好みなど知らない場合がほとんどなのでプレゼントは無難なものを選ぶことになるのですが、ギフトレシートを付けておけば貰った側は後でそのお店で他のおもちゃやギフトカードに交換してもらうことができるのです。ちなみに、ギフトレシートに金額は記載されていませんが、お店に持って行けばもちろん金額が分かります。

それを知ってからは、プレゼントする際は必ずギフトレシートを付けるようにしています。また、洋服をプレゼントする際にサイズや好みがはっきりと分からなくても、気に入らなかったら後で交換してくれるだろうと思うと、それほど悩む必要もありません。

もう一つびっくりしたことは、夫がCostcoというお店で買った12本入りのペットボトルのビタミンウォーターを返品したときのことです。ご存知の方もいるかもしれませんが、Costcoの商品は量が多いので美味しくないものを買ってしまうと消費するのが大変になってしまいますよね。それが美味しくなかったらしく、ひとつボトルを飲んだというのに返品すると言うのです。さすがに開けたものは無理なんじゃないかと思ったのですが、なんと、ボトルが1本欠けているにも関わらず、買ったときの値段を全額返金してもらえたそうです。しかも、Costcoはメンバーシップ制度をとっているため、レシートが無くても返品が出来るとか。気軽に返品できるせいか、Costcoの返品カウンターはいつも長蛇の列です。

 

サインのいらない宅配便は、基本的に玄関前放置

Amazonなどでネット通販をすると、届いた荷物は基本的に玄関前に放置されています。一応「ピンポン」と鳴らしてくれるのですが、すぐに出ても配達してくれた人の姿を見たことは一度もありません。一種のピンポンダッシュみたいなものですね(笑)。

確認をしないで品物を置いて行かれるので、大家さんが住所を間違えて注文してしまったものが届いてしまい、大家さんにうちまで荷物を直接取りに来てもらったことが何度かあります。また、雨が降ったときなども荷物はそのまま外に放置されたままになってしまうので、荷物が届く予定があるときは気を付けておかなければなりません。

また、夫が結婚記念日にお花を送ってくれたことがあるのですが、買い物から戻ったら大きな花瓶に入った生花が玄関前に放置されていたこともあり、この時は色んな意味でサプライズとなりました。

 

何でもドライブスルーのアメリカ

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日本でもお馴染みのファストフードのドライブスルーはもちろんのこと、アメリカでは、スターバックスやクリスピー・クリーム・ドーナツといったカフェ、子供の学校の送迎、薬局の薬をもらう窓口、そして銀行のATMまで、あらゆるもののドライブスルーが可能です。

これ、赤ちゃん連れのママにはとても便利だと思います。何故ならカリフォルニア州では、たとえ短時間であっても6歳以下の子供を車に置き去りにすることは法律で禁じられているからです。子供の体調が悪くて薬をもらいに行くときや、子供が車で寝てしまったときにATMに寄りたいときなど、いちいち子供を車から降ろす必要がないので楽に立ち寄ることができます。また、車を乗り降りするのが困難なハンディキャップのある人にも、大変便利だと思います。

 

さいごに

アメリカ生活を体験して初めて分かったことや驚いたことをいくつか紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。今回紹介させて頂いたこと以外にも小さな発見や驚きはたくさんありますので、それはまた別の機会に書かせていただこうと思います。