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洋画から生まれるアメリカンライフの勘違い

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こんにちは。Kanakoです。

5月8日に学年末試験も終わり12日に日本に帰国しました。8月末まで約4ヶ月、夏休みです。

 

アメリカでの私生活

さて、今回は渡米前に私が想像していたアメリカンライフ(アメリカでの私生活)とこの1年私が実際に経験した私生活を比べてみたいと思います。中学はアメリカンスクールに通っていた私でさえ、渡米前に思っていたアメリカでの大学生活という概念はすべて洋画から得た情報により形成されていたものでした。そして私は1年間ボストンで過ごしていかにそれがただの先入観にすぎなかったかを実感しました。

 

想像していた生活

まずアメリカの大学生活というフレーズを聞いて私が思い浮かべたのは American Pieというシリーズの映画や、アマンダ・バインズ主役のSydney White、そして少し古いですが1978年に公開されたアニマル・ハウス等、アメリカの大学生活を題材にしたものでした。それらを観て私が得た私生活の情報は次の通りです:

  1. アメリカの大学に入ったらFraternity(男子) や Sorority(女子)などに入る。
  2. 毎週末派手にパーティー。
  3. みんな彼氏や彼女がいる。

私がボストンで出会った友達も、大学に来る前はみんな大学生活はこんな感じだと思っていたみたいです。もちろん授業が始まって1ヶ月ですぐ自分たちが間違っていた事に気づきましたが・・・。

 

Fraternity & Sorority

アメリカの大学ではGreek Life (学生友愛クラブ)というものがあります。男子のクラブはフラット、女子のものはソロリティと呼ばれ、Wikipediaによるとこれらは元来、地域奉仕活動や健全な学習、リーダーシップ性といった行動理念へ献身に基づき作られたものとされています。各フラットやソロリティのメンバーは一つの大きなアパートや寮で一緒に住んでいて、メンバー同士をbrother/sisterと呼び合って結束力を強調しています。

 

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フラットとソロリティは毎週末大きなパーティーを主催したり、自分たちの活動資金を集めるためにオークションやイベントを開催したりしています。そしてアメリカの大学生活をテーマにした洋画ではよくフラットとソロリティでの生活が描かれています。私もそういう映画をたくさん観ていたので、必ずどこかに所属しなければいけないと思っていました。

しかし実際学生でフラットやソロリティに所属している子は少なく、ボストン大学の学生約1万7千人のうちどこかのフラットやソロリティに所属しているのはわずか13%、約2000人との事です。フラットやソロリティーに入らなくても充分に充実したキャンパスライフを送れるという事ですね。

 

派手なパーティー

先ほど挙げた映画や、海外のドラマで必ずと言っていいほど出てくるシーンが家でパーティーをしているシーンです。赤いプラスチックのコップ(アメリカでは red solo cupと呼ばれているもの)や大きな音で流れる音楽、色とりどりのライトなど、まぁ映画ではパーティーはとても派手に描かれています。さらにパーティーは毎週末やっているという風に描かれている事もよくあります。

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しかし私はボストンに行ってすぐ映画で観る世界がいかに自分の生活とかけ離れているものか実感しました。はっきり行ってボストン大学ではこんなに派手にパーティーしてる人はあんまりいません。チャールズ川を超えてハーバード大学やMITに行ったらあるという噂は聞いていますが、実際に私は行った事はありません。

そして話を聞くところによると、パーティーをしている家の近くからの苦情が来たらキャンパスの警察が取り締まりに来るので、常にドキドキハラハラしていないといけないらしいです。もちろんボストン大学でもパーティーは開かれています。しかしキャンパスのど真ん中であるわけでもないので、参加するしないは本当に自分次第です。

 

恋愛について

映画やドラマを観ているとやっぱり主役には何かと恋愛事情がありますね。私も友達も映画からの情報に沿って自分たちの大学生活を予想していたので、大学に入って2ヶ月後には付き合っている人がいる、そういうのが当たり前だと思っていました。しかし実際に大学生活が始まってみると、全然そんな感じではないというのがわかりました。

日本では彼氏や彼女を持つという事がいわゆる「リア充」への道とされていますが、アメリカではそういう事はなく、私の友達の多半数が誰とも付き合っていません。「恋愛をしなくても毎日の生活が充実するくらい他の面で楽しい事がいろいろある」と言っている人も多いようです。

 

実際の生活

日本に住んでいると、アメリカの生活はどういうものなのかという情報は映画や本、ドラマなどから得るというのが一般的とされていますね。しかしこれらの媒体から得る情報は実際の生活とは全く違うものというのがこの1年で私はわかりました。映画の中の世界ではすべてが自分の思った通りに行き、主人公は夢のような生活を送っている場合が多くなっています。しかし現実はそのようにはいきません。

私はソロリティーにも入っていないし、パーティーにも行った事もなく、ほとんど遊んでいません。でもだからといってボストンでの生活が充実していないわけではありません。学部でハロウィンパーティー(学部の建物のロビーでの仮装大会)をしたり、友達とアイスホッケーを見に行くなど、むしろ今まで19年間生きてきた中で今が1番楽しいです。

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アメリカでの生活は留学先にもよります。みなさんも留学する時の情報収集やこういう生活なんだろうなーという予測は映画やドラマ、本などに頼らず、実際に自分で留学してみて自分がどういう生活にしたいかを考えてみてください。