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ありがた迷惑!?日本人の親切心に嫌気がさした、体験談4選!!

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もともと「おもてなし」の文化が根付く日本、外国から来たお客様に少しでも気持ちよく過ごしてもらおうと、私達日本人は親切心をフル活用して外国人を迎えようとします。それは他の国にはない日本特有のすばらしい心得であり、その行為に感動して日本を訪れるリピーターも多いそうです。

しかし、やはり独自の文化を持つ日本、考え方の違いで私達は親切だと思ってしている行為が時には無意識に相手を怒らせたり傷付けたりすることもあるようです。

今回はそんな日本を訪れた外国人が「なぜ??」と私に質問した、日本で体験した解せない事についてお話したいと思います。

 

欧米人を見たら「アメリカ人」ってなんで?

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フランス人の友人が日本への旅行から帰ってきた際に、彼に「日本はどうでした?」と聞くと、「親切心はわかるんだけど」と前置きして、「僕の顔を見ると駆け寄ってきて英語で話しかけてくるんだ。僕はフランス人なのに・・・・しかも僕は何も質問してないんだけど。」と話してくれました。

外国人が道端で立っていると、私達は自然と道に迷っていると思い親切で声をかけがちです。しかも欧米人を見ると(この欧米人の表現も適切ではありませんが)なぜか英語を話すと思い込み、英語で話しかけます。100%親切のつもりで話しかけているのですが、「私は英語を話しません!日本人は外人を見るとみんなアメリカ人だと思っているみたい!」とうんざりしたという話も聞きます。

英語は世界共通語ですし、相手のナショナリティーがわからない場合はとりあえず英語で話しかけるという判断は私は正しいと思うのですが・・・・聞いてもいないのにという感情も混ざって、その行為自体をありがた迷惑と取る方もいるのですね!?

 

郷に入れば郷に従えって、英語でもあるよ

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この間、イギリス人の知り合いが日本で和食レストランに入った際に、同席した日本人には箸しか出ていないのに自分だけ箸とフォークを用意されたと憤慨していました。

何がいけないの?と思うのですが、彼としては自尊心を傷つけられたそうです。「せっかく日本の文化を体験しに日本に来て和食レストランへ行ったのに、なぜフォークが出てくるのだ?箸が使えないと馬鹿にしているのか!?」という主張のようです。

これが反対の立場で、私達が外国旅行へ行った際に箸を出してもらったらとっても喜ぶと思うのですが・・・・結構何人もの外国人からこの意見が出てくるので、これも国民性の違いなのでしょうか?

郷に入れば郷に従えということわざが英語でもあります(When in Rome, do as the Romans do)。箸に関してもそうですし、例えばおそばを食べる際に気を使って音を立てずに食べたり、お寿司を注文する際にさび抜きを注文したり・・・・私達にしてみれば単なる親切心なのですが、どうやら一言本人に確認したほうが良いようです。

 

機嫌が悪いわけじゃないんだから・・・

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パーティーなどの席で静かに黙っていたり、孤立して他のことをしていたりする人を見ると声をかけて輪に入れようとするのが私達日本人。それができる人は「気の使える人」と称賛されます。

しかし外国人の中にはそれを嫌がる人もいるようです。以前、私が主催したパーティーに参加した中につまらなそうに一人で座っている外国人男性がいたので、気を使って声をかけたら、何度か話しかけたところで「気にしないでくれ、僕は一人の時間を楽しんでいるのだから。」と迷惑そうに言われてしまいました。

その時は「何を強がって、話に入れないだけのくせに。」と思いましたが、それを夫に話したところ「僕たちのパーティーは日本人と違って皆で楽しむことが目的じゃないんだよ、一人で楽しみたい人もいるのだから余計な声掛けはしないに限る。」と言われてしまいました。さらに「わざわざ声をかけてもらわなくても、大人なんだから周りに話しかけたり溶け込むことくらい自分で出来るでしょ。」と言われてしまいました。単なる親切心なんだけどな・・・・と思いましたが、それもありがた迷惑なのですね。

 

こっちにだってプライドがある!

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欧米諸国では「おごり/おごられ」の文化がないようで、それを不自然に感じる外国人が多いようです。コーヒー程度であれば、おごってもらったら次回は自分が・・・・という程度のやりとりはあるようですが、例えば食事代を出しあったり、ましてや一方がもう一方におごり続けるようなことはないようです。

以前、オーストラリア人の同僚が「僕にだってプライドはある!一人前だと思われていないのかな!?」と怒っていたことがあります。なぜかというと毎回外食するたびに上司が清算をするからだそうです。私が払いますと主張してもその意見をあしらわれてお金を受け取らないことで、「子供じゃないのだから、僕だって一人前の社会人だ。自分の食事くらい自分で払う!」ということだそうです。

同様のことが男女間でもあるようです。男女で食事に出た際に男性が女性に食事をおごるという行為、日本ではよくある光景ですが、これを欧米諸国の女性にしてしまうと「女性をお金で買っている」という感覚を持たれるようで、男女平等の観点からとても嫌がられるそうです。

上司/部下間でも男女間でも、お金を出す時はそれを堂々とではなく、「お金払わせていただけますでしょうか?」くらいの気持ちで確認しなければいけないようです。また、相手の意見を尊重せず自己満足で払っているのだから「ありがとう」は期待してはいけないそうです。なんだかそう割り切られると悲しいですね!?

 

さいごに~相手の気持ちを尊重するのも親切~

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確かにこういった話を総括すると、普段私達がしている親切な行為は彼らにしてみたら少し過度でひとりよがりなものなのかもしれません。自らの感情を表現しない日本人ならではの心の読み合いが存在するからこその廻り込んだ親切心も、自己主張ができる外国人にしてみれば悲しいかな鬱陶しいだけなのかもしれません。

何かしてあげたいと思う際にはさらに一歩踏み込んで相手の考えを尊重する練習も必要なのかもしれませんね!

 

About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/