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外国人が日本を愛する理由~夫が語る素晴らしき日本~

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夫と日本へ一時帰国すると、私が普段気付かないようなことに感激していて驚かされます。そういえば外国にはそういう習慣はないかも・・・と改めて発見することもとても多いです。

やはり日本が優れているというと「サービス」に対する意識の高さだと思います。逆にオーストラリアに住んでいると、よくこの程度のサービスで商売が成り立つなと思わされることも多々あります。日本のサービスを当たり前に受けて生きてきたので特にありがたみも感じませんでしたが、そういう環境で育ってこなかった彼にしたら「ありえない」ほど素晴らしいことなのだそうです。

今回は、その彼が数回の日本旅行の中でどんなことに驚き感激したのかをお話しします。

 

菓子折を持って謝罪!?

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以前、購入したパンに虫が混入していたことがありました。近所の個人店だったので食べずに外出した際に交換してもらいに持って行きました。その時は謝罪をされて代わりのものをいただいて帰りましたが、後日お店の方が家まで菓子折りとパンの詰め合わせを持って謝罪に来てくださいました。

食品を扱う店で虫が入るとは衛生的にどうなのだろうと確かに思いはしましたが、個人店だし窓のないところで作っているわけではないだろうしそんなこともあるのかなと思っていたのですが、この対応には夫が手を叩いて感激していました。

というのも、数年前にオーストラリアで入ったレストランで、ピザの中に小さなゴキブリが入っていたことがありまして・・・・その際にそのピザを手を付けずに戻したら「あーほんとだね。もう一枚焼いてほしい?それともキャンセル?」と聞かれました。その対応に私がビックリしたことがあったのです。謝らないばかりか代わりが欲しいのか欲しくないのかと上から目線でなぜ聞ける!?と激怒したのを覚えています。

夫もそれを覚えていて、比較せずにはいられなかったようです。

基本的に問題が起きた場合に責任の所在をはっきりさせた上でまず謝罪するという文化が日本にはあるように思いますが、オーストラリアでは問題が起きた場合に責任の所在を追及するのではなく解決方法を先に考えることをしますので、謝ることをしてくれません。私は過去に、怒りが収まらず何度か詰めよって相手を誤らせたことがありますが、オーストラリアで謝ると言うのはとても屈辱的な行為なのでしょう。

また会社のミスで生じた問題に対して謝罪を求めると、「それはこの会社がしたことであって私の責任ではない」と返してきます。日本と違って個人主義の国ならではの考え方なのかもしれませんね。

 

理容室で顔剃り体験

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理容室に行った際に髪を切ったら顔を剃ってくれたと感激していました。

そういえばオーストラリアでは顔剃りのサービスはないよね、と話しました。あの熱いタオルを載せた時の爽快感は外国人でも同じらしいです。毎回理容室から帰ってくると「王様になった気分だ!」と笑っています。

ちなみに外国人だからか、彼は毎回終わった後に理容師さんから子供がもらう用のうまい棒をもらってきます(笑)

 

11秒で来たよ!at ファミレス

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コーヒーを一杯飲むまでに15分も20分もかかるオーストラリア出身の夫は、ファミレスの卓上にある呼び出しボタンに大感激していました。普段何度声を掛けても「I’m coming!」と言ったまま放置される状態ですので、あのボタンの便利さとボタンを押してからのスタッフの機敏な対応にビックリしていました。

ある日ボタンを押してから何秒で店員さんが来るかを計ってみようということになり計ったところ11秒でオーダーを取りに来てくれました。実はオーストラリアの最低時給は1600円程度、日本はその半分程度の時給で働いている人がほとんどなのになぜこんなに冗談みたいな給料でこんなにハキハキ真面目に働けるんだ?と首をかしげていました。

 

試食パラダイス

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日本のスーパー、デパートで驚くのが試食の多さだそうです。考えてみれば私も10年程海外で暮らしていますがスーパーで試食を見掛けたのはたったの1度です。昔にテレビで誰かが「ご飯を持っていけば食事が済んでしまう。」と言っていましたが、それと同じことを言ってお肉コーナーで角切りステーキを嬉しそうに頬張っていました。

 

ハザードランプでありがとうのサイン

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最初は何をしているのか不可解だったそうですが、やっとわかって感激したのが車を運転している際にハザードランプで伝える「ありがとう」のサインです。

オーストラリアでは、検問を通り過ぎた後に対向車線に向けて警告するアップライトの習慣はあります。ただこれをすることは違法ですので見つかると数十ドル罰金が発生します。がしかし、それ以外に車同士でコンタクトを取ることはありません。ありがとうは手を上げる程度です。

それに比べて日本の深慮深さってすごいね!と感動していました。狭い道を譲りあいながら通らなくてはいけない小さな島国ならではの習慣なのでしょうね。

 

さいごに ~誇れる日本人を目指して~

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海外に住んでおりますと、このあたりで日本人など珍しくもないのですが、勝手に自分がその国の代表になったつもりになって、一応公共の場所で「だから日本人は・・・・」と言われないように言動には特に気を付けているつもりです。そんな中で日本の誇れるところを外国人から教えてもらえるというのはとても嬉しく自分が褒められたような温かい気持ちになります。

私も自らの行為が外国人を感動させ、別の場所でこんな日本人がいたと話してもらえる「誇れる日本人」を目指して日々頑張りたいと思います。

 

About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/