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アノ噂はホント!?ココが日本と違う、オーストラリアの出産事情

噂には色々聞いていましたが、やはり外国で出産するって日本と全然違うんだなぁ~と出産して初めて気付きました。

私の娘には日本に6日違いのいとこがおりますので、私は妊娠当時から妹と話をして色々と日本とオーストラリアの事情の違いなどを比べながら過ごしていましたので、都度びっくりしたり感心したりを繰り返しておりました。それは娘が4歳になる今でも続いています。

出産、子育てに関しては両国とも一長一短ですが、今回はそのなかでも私が「へぇ~」と思った違いについてお話します。

 

妊婦の時から違うのです

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まず妊娠期で驚いたのが、日本では1週間、もしくは2週間に一度撮ってもらえるエコーを、オーストラリアでは妊娠全期で3度しか撮ってもらえないという事実でした。

エコーどころか検診も妊娠発覚時、12週目、20週目、32週目の4度のみです。診療所で見てもらうため、担当の先生は毎回違い、実際に出産する病院にも出産当日の前に一度しか行かないうえに助産師さんとしか話をしないため、出産当日に初めて担当の先生に会うという始末・・・・しかも助産師さんが出産のお手伝いをしてくれ、出産が終わるまで先生は来ないのです。

私は妊娠しているかも?ということで検査薬を買って陽性が出たのを確認した後に診療所を訪れたのですが、特にそこで検査も確認もなく、次回は12週の検診に来てくださいとのこと。え?妊娠しているか確認しないのですか?と聞いたら、だって検査薬で陽性だったんでしょ?と言われてしまいました。

 

妊娠中の食べ物も違います

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妊娠中の食べ物に関しても違い、日本では魚や野菜を推奨されますが、こちらでは鉄分が必要だとのことで赤身の肉を沢山食べるように言われます。それはいいのですが、少し貧血気味だと話したら「近くにバーガーキングがあるのでハンバーガーを食べるといいよ、牛肉は鉄分たっぷりだからね!」と明るく返されました。ファーストフード・・・・?と目が点になったのを覚えています。

そのかわり日本に帰ると話したら、寿司だけは絶対に食べちゃだめだと言われました。妊娠中は免疫が弱っていて少しの菌で食中毒になりやすいので、生の魚は一口でも食べてはいけないと言われてしまいました。日本では魚はある程度新鮮だし、それほど厳しくないと聞きましたが・・・これではゆるいのか厳しいのかわからないですよね!?

 

出産費用は・・・・0円!?

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日本では出産は確か一部を除いて保険外となっていたはずですが、ここオーストラリアでは公立の病院にお世話になる限り1円もお金を払いません。診察料もエコー代も無料なのです。出産費用も全くかかりません。さらにその家庭によって違いますが、出産一時金が数十万円出るのでとっても妊婦さんには優しい制度です。

 

うわさ通り、本当に2日後に帰されました

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私が出産を終えたのは昼の12時頃だったのですが、本当に48時間後の12時ぴったりに家に帰されました。日本だと1週間程度は入院し、その間の沐浴や赤ちゃんのお世話は助産師さんがしてくれていると聞きましたが、ここでは赤ちゃんが生まれた瞬間から全てママがお世話をし、48時間後に問題がなければそのまま退院します。

とはいえ特に検査をするわけではなく、見た目に問題なければあらかじめ退院手続きしてサインをしておいてね、と言われたものを時間ピッタリに受付へ出して帰宅・・・・となるわけです。

 

新生児室がない!?

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オーストラリアの病院には新生児室がないので昼も夜もママのベットの隣に赤ちゃん用ベットを置き、ミルクもおむつ替えも一度デモンストレーションを見せられただけで全てママがします。夜などはちゃんと生きてるのか、ちゃんとミルクを飲めているのか、不安で全く眠れませんでした。

誰も様子を見に来ないし、ちゃんと出来ているか不安だったので、一応授乳後はナースコールで看護師さんを呼んでどのくらいの時間ミルクを飲んだか伝えていたのですが、何度目かでもうナースコールは押さないでと言われ、ベットにかかっていた看護師さん記録用の授乳時間シートに自分で記録をしてと言われました。扱いがひどいなぁ~と後ほど周りのママに愚痴ったら、他のママのベットは誰も記録していなかったのを聞きビックリしました。

 

すぐ沐浴してくれないの??

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また日本では赤ちゃんの産毛を取るため生まれてすぐ沐浴をしますが、こちらでは沐浴は必ずしもすぐはしてもらえません。私の病院では通常2日後の帰宅直前に沐浴をします。軽く体をふいた程度で過ごし、退院する日の朝に沐浴の説明を兼ねて一度入れてくれるだけです。その代わり出産直後にママがシャワーするよう促されます。「今出産終えたばっかりなんだけど・・・」と聞いたら、「だから洗い流してくるのよ!」と笑われました。

隣の分娩室や病室で聞こえてくる出産中のママの叫び声と罵倒を聞くと、とてもじゃないけど強くは感じられませんが、それでもオーストラリア人の女性はタフなんでしょうか?疑問です。

 

助産師さん来てくれるの?

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日本ではあまり聞きませんが、退院した数日後に助産師さんが何度か家に訪問に来てくれ、様子を聞いて色々とアドバイスをいただけます。日本でもそうですが、オーストラリアでも誕生してから5週間くらいは免疫がないので赤ちゃんを外に出せません。従って助産師さんが出向いてくれるのです。そしてオーストラリアらしく、ゆっくりのんびり1時間くらい話し相手になってくれるのです。

 

おわりに ~決して僻地ではないんです~

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このような話をすると、なんだか僻地に住んでいるように聞こえますが、私はオーストラリアでも誰もが知っている都市のど真ん中に住んでいるのです。決して医療技術や意識が遅れているエリアに住んでいるわけではありません。

基本的に出産は病気ではないという考えが根強くあるようで、特にケアも必要としないという感覚でいるようです。確かに何事もなく出産を終えましたので、4回の検診も2日間の入院も特に問題なく終えることができましたが、途中何かイレギュラーな事態が起こっていたかもしれないと考えると身の毛がよだつ感覚に襲われます。

これから海外での出産を考えている方がいらっしゃいましたら、このような違いについてよく考えた上での出産をお勧めします!

 

About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/