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生まれた時からこんなに違う!?日本VSオーストラリア子育て事情

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外国で子育てをしていると日々日本との常識の違いに驚くことが出てきます。日本では当たり前だと思っていたことがこちらでは全然推奨されていなかったり、またその逆もあり、どちらの説を信じたらいいのか途方に暮れることもしばしば・・・・

私の子供なのだから日本人ならではの良き部分は教えていきたいと思うし、なおかつ周りのお友達に置いて行かれないようにこの国で生きるための術は身につけてほしいとも思いますが、こんなに高望みされたら知らずに生まれてきた子供は迷惑ですよね!?

なにはともあれ、今回は私がここオーストラリアで体験してビックリした子育て事情について少しお話させていただきます。

 

欧米諸国のベビィが大きい理由

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日本では小さく産んで大きく育てるという出産方法が一般的なようですが、オーストラリアでは妊娠期に医師からそういった忠告を一切受けません。

従って食べ放題、飲み放題となるわけです。そしてファッションも様々、日本の妊婦さんが腹巻をしたり骨盤ベルトをするのに対し、こちらでは多くの妊婦さんがおなかを出して見せつけるかのように丈の短いトップスを着てローカットのパンツをはきます。何故なのか理由は不明ですが、日本では確かおなかを冷やすと羊水が増えておなかが大きくなってしまうと言われていたので、だからこちらのママは皆お腹が大きいのかな?と妙に納得してしまいました。

 

生まれてすぐから一人で寝る!?

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日本ではある程度子供が大きくなるまでは最低でも親のどちらかが一緒に寝るようですが、こちらでは生まれてすぐからベビールームに子供を入れて一人で寝かせます。従って、ベビー監視用のモニターがとても売れています。また、お父さんやお母さんと一緒に寝た記憶がないといった子供がほとんどなのです。

聞くところによると、「自立心を覚えさせるため」「誰かいると睡眠の妨げになり熟睡できないため」「押しつぶして窒息させてしまう恐れがあるため」という3つの理由で一緒に寝てはいけないそうです。こんな小さなうちから自立心を鍛える必要があるのかは疑問ですが、とにかくこちらのキッズは一人でちゃんと寝ています。

ちなみに我が家ではいまだに4歳になる娘と夫の親子3人で同じ布団に寝ていますが、以前からベットを離したほうがいいと主張している主人の親戚にはこれを内緒にしています。

 

子供にやさしい医療制度

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オーストラリアの社会福祉制度はしっかりしているなと改めて思うのは、子供がある程度の歳になるまでは医療費が全て無料なのです。(処方せんのお薬代はかかります)また同じく無料で24時間ホットラインというものがありまして、子供の具合が悪くなった際に電話すると24時間いつでも助産師さんが対応してくれたりお医者さんが訪問してくれるシステムになっています。

我が家も娘が生まれた頃は何か不安があるたびに聞ける身内がいないためホットラインへ電話していましたが、繋がりも早く的確な答えがもらえ、高熱が出た際には2回ほどお医者さんに来てもらいましたが全て無料でした。また、先日家具の角に頭をぶつけ、額をパカッと割ってしまったので救急車を呼んだのですが、緊急病院に運んでもらい接着するまで全て無料でした。

 

日本ならでは!?マンツーマン公園

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子供を外で遊ばせていて一番違うなぁ~と思うのが公園の様子です。

子供が開けて出られないように大きい柵で囲われている公園で、子供は中で遊び、親は外に固まってお喋りしているのがオーストラリアのママ、子供の横に立ち常に我が子を監視しているのが日本のママです。

私個人的には日本のシステムのほうが好きです。一人ひとりが我が子を責任もって見ているという印象をとても受けます。オーストラリアの公園は子供が滑り台を下から登ろうが、落ちているものを口に入れようが、結構お構いなしでママ友話に花を咲かせている人々がとても多いです。

もうひとつ違うのは、オーストラリアは子供と遊んでいるうちの30%くらいがパパということです。特に夕方公園へ行くと仕事から帰ってきたパパと一緒に遊んでいる子供がとても多いです。日本と違って終業時間が早いオーストラリアではその分早く家に帰って子供の面倒が見ることができるのですね。

 

しつけ=虐待!?

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しつけをしているつもりでも、興奮して大きな声が出てしまいそれが近所に聞こえてしまうと、虐待として警察に連絡されてしまうことがあります。私の知り合いにも何人か通報されてしまったママがいます。

日本語で叱っていて何を言っているのかわからないのもあるのかもしれませんが、基本的に子供を叱ったり夫婦喧嘩をする際に大きな声を出すと通報されてしまいます。基本、上から押さえつけるような教育方法ではなく褒めて褒めて能力を引き出す国なので、子供に対して怒号が飛ぶことは日本に比べて少ないのかもしれません。

その分、たまには声を出して怒ろうよ・・・・と言いたくなるような子供が結構多いのも事実です。

 

おわりに ~うまく2国間をとりいれて~

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こうして住んでみると、やはり日本とオーストラリアでは子供の育て方も育児のポイントも違うのだなと気付かされることが多いです。結果、大人になった私達は確かに顔だけではなく考え方もずいぶん違うように感じます。

できれば双方のいいところだけ取って育児をしたいとは思っていますが、私も探り探りの状態、娘が大きくなってどんな女性になるか、今から怖くもあり楽しみでもあります。

 

About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/