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実録!出て行ってもらいました ~最近会った、困った日本人~

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最近、知り合いの方から困った日本人と一緒に住んでいるので仲介に入ってほしいという連絡がありました。オーストラリア人の旦那さんと日本人の奥さん、小学生と幼稚園生のお子さんが1人ずついらっしゃる4人ファミリーです。

ワーキングホリデーで滞在している30歳の日本人女性がシェアメイトとして住んでいるのだけれども、とてもじゃないけれどもうこれ以上一緒には住めないととても困っておられました。

こういった話は少なくありません。もちろん劣悪な環境で住むことに耐えられなくなり、シェアメイトをしている日本人側が出ていくパターンもそれなりにありますが、たいていの場合は外国での生活に対して勉強不十分なことから起きる問題が肥大化していくことが原因となります。

今回の場合もそのようで、どうひいき目に話を聞いてもオーナーが困り果てている内容に同感せざるを得ないケースのようです。

それでは、どんなことで嫌がられてしまったのでしょうか?困った日本人の実録をお話します。

 

ホームステイとシェアメイトを混同してしまっている?

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その日本人女性は、シェアメイトとしてそのファミリーと同居しているのですが、どうやらホームステイだと勘違いしているのではないかとのことでした。

買い物は必ず家族が行く際にガソリン代を払わず同乗し付いて行き、荷物は毎回全て旦那様に運んでいただいているそうです。遊びに行く際も毎回付いていきたいと言われ、連れて行った際に外食をしたりお茶をしたりする代金も一切払わない。家にあるものは調味料を始め、ミルクやパンなども「少しちょうだい。」と言って食べてしまうとのこと。

最初はまだ慣れないから仕方ないと思っていたそうですが、そろそろ3か月、いい加減自分でどうにかならないものかとのことでした。

通常シェアメイトというのは部屋だけ間借りしている同居人の扱いで、家具や食器等は使用できますが、食材や調味料は別々になります。パントリーや冷蔵庫に決まったエリアを分けてもらい、そこに自らの食材を保存します。もちろん外出時は同居人の車をあてにすることはせず、ましてや同居人に会計をさせるなどもってのほかです。

入居の際にハウスルールを渡したはずなのですが、読んでいるのか気付かないふりをしているのか、面倒見てもらう気満々で困ってしまうとのお話でした。

 

目的がわからず、どうしたいのかがわからない

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英語が殆ど話せないためほとんど日本人である奥さまとしか話をせず、それでも英語を学ぶ気もないようで、かといって働く気もなさそう。結局何を目的に海外暮らしをしているのかが見えず、金銭面や人格的に問題があるのではないかと旦那さんが心配しだしているとのことです。またずっと家にいるため、その分電気代や水道代、食料品の減りがとても早いとのことでした。

奥さまがそれとなく聞いたところ、そもそもオーストラリアにはお友達が来たから一緒に来てみた。現在のシェア先もそのお友達に見つけてもらった。特に目的や働く予定はないが、当面暮らせるだけのお金は持っているとのこと。それでも漠然とした不信感はぬぐえません・・・・とのことでした。

 

 外国では主張が大切だと思っている

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2カ月経った頃から、ショッピングの際の同乗や、ファミリーのご飯の残りを食べたりすることに対して少しずつ注意をするようになったそうなのですが、そうなると彼女にスイッチが入ってしまい外国イコール主張を通した者勝ちと言わんばかりに様々なことに対して不満をぶつけ始めてきたそうです。

自分のシェアメイトは呼んではいけないのに、ファミリー側に家族や友達を呼ぶ権利はないと主張してきたり、インターネット接続に制限があるのは知らなかったので契約違反だから無制限にしてほしい等、諸々のことについて主張をしてきたそうです。

旦那さまが家で仕事をしているため、友達は呼ばないでほしいとの約束だったそうで、インターネット接続については、オーストラリアはいまだに使用無制限はとても高く使用制限があるプランが一般的なのですが、これは「日本では」ありえないからという理由で要求されたそうです。

 

 契約の内容がわかっていない

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このファミリーには、違う都市からお友達が週末3泊で来る予定だったのですが、これについても「泊めるならその分自分の賃貸料を割引してほしい。」と要求があったそうです。ゲストの部屋はまだ2つ余分にあるし、その間出ていってほしいというわけではないので割引は出来ないと答えたところ、お風呂やキッチンを使用する際に気を使わなくてはならないので、迷惑料をいただきたいとのことでした。

通常は、オーナーのゲストをシェアメイトが拒否することはできません。ましてや同じ部屋に泊まるわけでもなく、その間家にいないでくれとお願いしているわけでもないのに・・・・と、割引を拒否。すると、最初の契約書に「同居人4人」とあると主張してきたそうです。

同居人は変らず4人です、ただゲストが数泊するだけですと言うと騙されたと言わんばかりの表情で「それなら家を出ます。」とのこと。

願ったりかなったりと次のシェアメイトの広告を出したところ、すぐ一人見に来たいとのこと。ところがそれを彼女に伝えると、「ここを出るまでは私の部屋ですから、個人情報となりますので誰にも見せないでください。」と。次のシェアメイトを見つける期間のために引っ越す2週間前にはオーナーへの退去報告をするという契約だったのですが、そもそもこの2週間前の報告も気に入らないようですので話になりません。

このような経緯で結局彼女は出ていくこととなりましたが、最後まで入居時と態度は変わらぬままでした。このまま他の方と関わらせていいものか、同じ日本人として奥様は悩んだそうですが・・・・せめて日本人として恥ずかしくない生活をしてくれることを願いますとおっしゃっていました。

 

 おわりに ~出発前にもう一度考えて~

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今回は一人の日本人女性についての話でしたが、この程度の話はとても多く聞きます。よくその国の賃貸システムやシェアについての知識のないまま、お金と年齢だけで権利を買い海外生活を始めてしまうと、周りに多大な迷惑をかけ日本人の評判を落とすことになります。

英語の勉強ももちろん大切ですが、その他、その国の環境や風習、常識もある程度頭に入れて、日本人代表として恥ずかしくない程度に、意味ある生活を楽しめるといいですね!

 

About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/