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映画から学ぶネイティブ英会話 ~L.A.コンフィデンシャル編⑤

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kaorinです。好評の、前回からのスクリーンプレイ・シリーズを使っての同シリーズ「L.A.コンフィデンシャル」の続編5回目です。

 

スクリーンプレイ・シリーズ

スクリーンプレイは1988年にE.T.の完全セリフ集を出版してからずっと完全英語シナリオを手がける出版会社。 スクリーンプレイ・シリーズは左側が英文シナリオ、右側が日本語訳。となっており、脚注にスラング、あるいはイディオムの解説も入っています。

www.screenplay.co.jp/index.html

 

学習の仕方(おさらい)

字幕無しで3回鑑賞→英語字幕付きで3回→スクリーンプレイを読んで英語字幕2回→スクリーンプレイをしっかり読んで英語字幕で2回→スクリーンプレイ片手にポーズで止めながら確認して鑑賞。をお勧めしています。

第一回目で解説していますからそちらを熟読なさってみて下さい。

http://www.funlearning.co.jp/archives/5404

 

L.A.コンフィデンシャル

1997年に映画化された古い作品ながら第90回アカデミー賞9部門のノミネートの充実した作品。今回は目次の中から前回に引き続き「ナイトアウルの虐殺」から2度に渡り、気になるセリフをピックアップします。

全体のあらすじは第1回目のブログをご参考になさって下さい。

http://www.funlearning.co.jp/archives/5404

 

前回までのあらすじ「ナイトアウルの虐殺」(その1)

繁華街のナイトアウルコーヒー店で夜中に虐殺が起こる。駆けつけたのは一人署に残っていた新米で仲間から,出世の為なら何でもすると嫌われているエクスリー刑事。コーヒーショップのトイレに集められた死体で辺りは血の海。その中に何と、つい最近辞めさせられたステンズランド刑事があっけなく折り重なっていた…

 

「ナイトアウルの虐殺」あらすじ・その2

 

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ナイトアウルの虐殺の捜査に署が一丸とならなければいけない頃、頭に血が上るので有名なバド・ホワイト刑事が違った側面から捜査を密かに始め、高級娼婦の元締め関係を当たり始める。そしてかつて見かけた高級娼婦のリンへの捜査と共に個人的なリンへの恋心が抑えられなくなって行く。

★今回取り上げたこの教材についてはすでに出版社では廃盤ですがお近くの図書館にはまだ書架に在庫のある所が少しあるようです。ご利用希望の方はそちらもご参考に。

気になる表現集

こなれた表現、英語的発想の表現をピックアップしました。

1. Are you soliciting for police charities?

警察への寄付の勧誘かね?

solicitは勧誘する、せがむ、の意味。

 

2. This is where Lynn Bracken’s booze bills go.

リン・ブラッケンの酒代の請求書先がここだ。

boozeには大酒を飲むという動詞の他に、酒、酒宴などの意味があります。a booze artistは酔っぱらいの意味。booze upで飲み騒ぐ、酒盛りをする、の意味があります。be into boozeで酒にのめり込む、さらにdry boozeは麻薬です。

 

3. Lefferts looked beat-up Christmas Eve, but didn’t act it. How come?

イヴの晩、レファーツはひどく憔悴しきっていたように見えたが行動は違っていた。なぜだ?

beat upは文字通りひどく散々に叩く、打ちのめす、の動詞での意味がありますが、ハイフンで繋がってbeat-upになると形容詞としてボロボロの、とか老いぼれた、という意味になります。

 

4. Are you concerned about criminal matters peripheral to the Nite Owl murders?

君はナイト・アウル虐殺にまつわる犯罪に関心があるのか?

concerned about で〜に関心がある、というのはご存知の方も多いでしょう。peripheralだけだと周辺機器、という名詞の意味も持ちます。peripheral toで 〜周辺のという意味になります。

 

5. I sense you’re on your best behavior.

君がつとめて行儀良くしているのは分かっているよ。

be on one’s good behaviorは、つとめて行儀よくする、の意味。

主語を自分にすると意外と使えるフレーズになります。I’ve been on my best behavior. 「私はずっとつとめて行儀よくして来たのよ!」というような時に使えます。

 

6. Hit the road, Pal.

あんた、帰れよ

この表現は慣用表現として覚えましょう。hitはひっぱたく、等の意味がありますが、hit the roadでは出発する、という意味で使います。

 

7. Would you care for drink?

何かお飲みになる?

学校でかつて、Would you like something to drink?と習いましたね。その他にもこういうこなれた言い方を覚えておいても良いでしょう。care forでlikeの意味になります。

 

まとめ

当初「ナイトアウルの虐殺」の章は2回に分けて連載するつもりでしたがもう少し面白い表現があるのであと一回続きを掲載します。どうぞこの先もお楽しみに。

 

About 鍋島 佳緒里

小さい頃から、IBMが日本に招聘したイギリス人講師が自宅にステイするという家庭で育つ。感覚的に英語を習得したため発音だけは良いがグラマーやリーディングに苦手意識が残る。音楽制作の仕事に従事し、海外の音楽祭取材などで一年の内2ヶ月をヨーロッパで過ごす数年間の経験を経て、現在はNY在住のアメリカ人パートナーとの遠距離を克服しながら毎日英語を使う日々。 TOEICで高得点を取るビジネス英語に注目するだけではなく、日常的にエレガントで社交的なマナーを持って国際人としてウィットのある会話するのをモットーとしている。フランス語も中級。デンマーク映画に夢中。日本在住。「なめらかな発音と言い回しをゲットするレッスン」はinfo@a-tfactory.co.jpまで。