Home / 表現集 / 「英語が話せません」は使っちゃダメ!自信がないときに使える便利表現

「英語が話せません」は使っちゃダメ!自信がないときに使える便利表現

063-001

英語圏にいる日本人からよく聞くセリフ、「I can’t speak English.」と「I can’t understand English.」。実はとっても外国人から不評なことを知っていますか?

あらかじめ英語が苦手なことを相手に知らせておけば、後々相手が困らないだろう。もしかすると丁寧に説明してくれるかもしれない、ゆっくり話してくれるかも知れない・・・・そんな期待を込めて、この言葉をまず発する方は少なくないと思います。

しかし、実は結構このセリフが不評だったりするのです。何故でしょう?

 

話せないならどうして・・・・

063-002

以前、友人がこのセリフをアメリカ人に言ったところ、「Then, why are you here? This is a place where you have to speak English to live.」(ではなぜ君はここにいるの?ここは英語を話さないと生活できない場所だけど?)と聞かれたそうです。

世界の共通語を母国語として生活する英語圏の方々には、英語もしくはその国の言葉が話せないのに海外旅行や留学をしてくる人々がとても滑稽に思われるようです。多少話せるならまだしも、文頭に「私は英語を話せません。」と断言してくるような状態の人間が、なぜ英語圏に旅行や留学をしてくるのだろう?と感じています。

「私は英語が話せません。」などと言ってしまったら、「何もわからないので好きなようにしてください。」と主張されているようなもの、警戒心のかけらもないと思われてしまいます。

他国から英語圏へ旅行や留学に来る際に、殆ど話せない状態でいきなり乗り込んでくる外国人はとても少ないのです。ある程度自国で勉強してレベルアップしてから訪れてきます。

 

日本人の英語力ってホントに低い?

063-003

それに比べて日本人の英語力が低いとは私は思いません。ただ、やはり日本人の短所のスピーキングの弱さと、謙遜の文化があり自分を卑下するという行為が重なり、相手にはとても頼りない人間に映ってしまうようです。

日本人は話すことが難しくても、相手の話していることは理解できているという方が多いのです。しかし、聞いたことに対して発言することで、相手に理解していることを示せるはずが、その話すという行為が出来ないために理解できていないと誤解されてしまうのです。

 

お決まりの文句は使わずに

063-004

それでは、このお決まりのセリフを使わずに、相手に自分の状態を伝えたりサポートをしてもらうにはどうアプローチしたらいいのでしょうか?

例えばこのように伝えてみてください。

「My English ability is not native level.」

これは、「私の英語はあまり上手ではありません。」と前置きしています。

「ネイティブレベルでない」などと言ってしまうと、あなたの英語が初級者どころか結構話せる人だと思われてしまうのではないか?と心配されるかもしれませんが、相手は「こんにちは」と「さようなら」を言える程度で日本語が話せると平然と言ってしまう人々の集まる英語圏です。下手に卑下して表現するより、この程度の表現をしておいたほうが自然です。

そしてこれだけだと「So what?」(だから?)と言われてしまいます。従って、こう続けてお願いしてみてください。

「So please be patient if I make some mistakes.」

(もし間違えがあっても辛抱強く聞いてください。)

もしくは

「If I say something wrong, please don’t be offended/take offence.」

(もし間違えたことを言っても気分を害さないでください)

とお願いしておくといいでしょう。

 

前置きをすることで

063-005

こう相手に念を押しておくことで、あなたの気持も楽になると思います。多少間違えたことを発言してしまっても相手は好意的に受け取ってくれるという前提が出来ているので、それほど焦って英語を話す必要もなくなります。やはり「I can’t speak English.」とは言えなくとも、こういった一言は相手とのコミュニケーションを確立する上で非常に大切な手段だったりもするのです。

また、こう前置きをすることで、相手に聞く勇気も湧いてきます。例えば、

「I don’t know what to say…」(なんて言うのかわからないのだけど・・・・)や「How do you say it?」(それのことどうやって呼ぶの?)、または「Do you know how to describe it?」(どうやって表現するの?)等、様々な聞き方で相手に意図する単語や文章を教えてもらうことも可能です。

 

あとは一生懸命さをアピールするのみ!

これを前提としてしまえば、あとは英語力が多少欠けていても、あなたの態度次第で相手の印象はどうとでもなります。

日本でも同じだと思いますが、相手のほうに身体を向け、なるべくジェスチャーをしながら一生懸命話せば相手も真摯に聞き手を演じてくれるでしょうし、肘をついて何かをしながら話をすれば、相手は自分に興味がないものと受け止め離れます。そのコミュニケーションスキルは世界共通です。

 

知ったかぶりは厳禁!?

063-007

最後に、とても気を付けなければならないことが、日本人が陥りがちな「わからないけどとりあえず流す」という行為です。何となく空気を読んで、会話の流れを止めるのも悪いから流しておこうといったような考えを私達日本人は持ちがちですが、これをしてしまうと驚くほどの勢いで相手の信用をなくします。

日本ではKYと呼ばれてしまうような場合でも、わからないことは会話を止めてストレートに聞いたほうがいいでしょう。この機会を一度流してしまうと、段々会話が進むにつれて聞き辛くなり最終的に相手に理解できていないことがわかってしまった際に、自分に興味がない、誠実でないと思われてしまいます。

 

さいごに ~言い出しにくい一言を大切に~

063-008

日本語だったら一言添えられるのだけれども・・・と思いながら言い逃している一言が、英語では意外に大切だったりします。

しかしその前提の一言が、後に続く会話をずっと楽にしてくれるのも確かです。正しい伝え方であなたの英語への不安要素を相手に伝えて会話を進めると、とっても楽しく会話が出来るようになるということに早く気付いて、楽しい英会話が出来るといいですね!

 

About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/