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学校で習った意味と違う!~この単語、実はこんな意味もあるんです~

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学校で教わった英語から一歩外へ飛び出してネイティブと話すようになると、自分が教わったのと意味が違うような違和感を持つ一つの単語に引っかかって頭の中がハテナでいっぱいになることがあります。

あれ?この単語がどうしてこの会話で出てくるのだろう・・・と思うようなワードが出てくることもあり、そうなると完全に後が聞けなくなり思考が停止してしまいす。

またひとつの単語の意味を違って解釈してしまったばかりにその後の会話が全然食い違ってしまい、途中から話しに付いていけなくなり混乱することもしばしば・・・・

では皆さんどんな単語に引っかかるのでしょうか?今回はそんな複数の意味を持つ単語についてお話します。

 

「He is cool!」・・・その彼は寒いの?

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「cool」という単語は寒い、と一般的には習いますが、この文章を聞いてあなたはどう解釈しますか?

「Did you see that guy? He is cool!」

 

彼は寒いのだと思いますか?

もちろん正解は違います、「あの彼見た?かっこいい!」となります。

coolは寒いという解釈が基本ですが、実はこのcool、寒いというよりもかっこいいというほうが使用頻度は高い年代もあり、前後の文章で意味を解釈しないといけない場合が多いのです。

同じ意味で、「I bought this jacket.」(このジャケット買ったんだ。)「That’s cool!」(かっこいい!)という使用方法もあります。対象は人間だけではなく、何にでもcoolは使えます。

それではこれはどうでしょう?

「Do you think she is ok?」 「She is cool about it.」

 

これは「彼女はそれについてかっこいい。」と答えているわけではありません。「彼女、その件に関しては大丈夫だよ。」と「大丈夫」と訳す、こんな使い方もあるのです。

なかなか難しいですが、前後の文章によってcoolは寒くもカッコ良くも大丈夫だったりもするのです。

 

「smart」はダイエットの成果!?

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例えば、誰かが幼児を見ながら、こう発言していたら、どう理解しますか?

「She is drawing a picture.」「She is smart!」

 

日本では「smart」は痩せている、やスタイルが良いと訳します。そうなるとこの方は幼児に向かって痩せていると発言しているのでしょうか?それではその前の「She is drawing picture.」(彼女は絵を描いています。)はどう解釈すればいいのでしょうか?

「smart」という単語は、日本では痩せていると訳しますが、英語では「頭が良い」「賢い」と解釈されます。従って、「She is smart!」は「彼女は賢いねぇ~!」となるわけです。

それでは英語で痩せているはどのように表現するのかというと、「slim」、「skinny」、「thin」、「slender」などが一般的です。

痩せていてスタイルが良いと褒め言葉で使うなら「slim」、「slender」が有効でしょう。骨と皮だけといったような少し不健康な印象を与える表現が「skinny」、「thin」となります。

 

えっ!?私会社の社長じゃないけど・・・・

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もしあなたのパートナーや友達が、あなたのことをこう他の人に話したらどう思いますか?

「She likes to enjoy her own company.」

 

私は初めてこの文章を聞いた際に、私会社持ってないしそんな夢もないけど?!と答えました。

company=会社だと思ったのです。

しかしここで言うcompanyは「会社」ではなく「こと」なのです。

「company」だけだと、複数で何かをすることを指します。これは会社だけでなく、何でも複数で行なうことは「company」です。それに対して「her own company」というのは、あえて彼女自身で何かする=一人でいる、と解釈されます。

従ってこれは「彼女は一人でいることが好きなんだよ。」と言いたいだけなのです。

間違えがちですが、結構いろいろなところで聞くフレーズなので覚えておくと便利です。

ちなみに「None of your business!」(君には関係ない!)という文章もありますが、このbusiness(ビジネス)も日本語で解釈するビジネスではなく、「~のこと」と解釈するので、これは私のプライベートなこと(business)だということを表現するためのフレーズです。

 

風邪を引いたのは自分のせいではないの??

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旅行先でこんな会話を聞きました。どう思いますか?

「I got a cold and had to go to the doctor.」「Then, You should claim from the insurance company.」

 

えーーー、風邪を引いたのは自分の責任ではないの?どうして保険会社にクレームするの?!と思いませんか?

日本ではクレームは苦情を言う、文句を言うといったような意味で使用されることが多く、「claim」と聞くとクレームをつけるといったようにマイナスなイメージとして解釈しがちですが、実は英語では「要求する」の他に「請求する」といった意味でもかなりの頻度で使われます。従って上記文章は、「風邪を引いて病院に行ったんだ。」「それじゃ、保険会社に請求したほうがいいよ。」となります。

どちらかというと、apply(申請する)に近い意味で使われることのほうが多いのです。

また「claim」は「断言する」といったような意味もあります。

従って、「She claimed that her son didn’t do it.」は「彼女は息子がそれをしていないと断言した。」となります。

どの意味を持つ「claim」なのかは・・・・やはり前後の文章で判断するしかありません。

 

さいごに ~流さず聞くのが英語習得の近道です~

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こういったように微妙な解釈の違いを生むようなフレーズが出てくると、私達日本人はあえてそのことについて食い下がらずにとりあえずその会話が終わるのを待つ傾向があります。

がしかし、一度逃した機会、次に同じフレーズが会話で出てきて質問する機会が訪れるまで何カ月もかかる可能性もあるのです。

なかなかその単語に別の意味があるのか、はたまた理解できていなかったり聞き逃した部分があって噛み合っていないのか、その文章自体の性質を判断するのは難しいとは思います。しかし、わからない文章があった際には、恥を忍んで会話を止めて認識のすり合わせをすることが英語習得の近道になることは事実です。

そして会話を中断してまでも質問できる勇気を持つと共に、あなたが会話を止めて気兼ねなく色々と聞ける関係性を相手と構築することも大切なのかもしれません。

しかし勉強の方法は人それぞれ、どんどん空気を壊して聞いていくのも勉強方法、空気を読みながらなだらかな人間関係の形成をしてゆっくり習得していくのも勉強方法、あなたに合った勉強方法を探して学習ができるといいですね!

 

About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/