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安全大国ニッポンの裏側は!?日本人の安心感がもたらす海外での災難

 

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日本といえば、安全面で世界から称賛されるあれこれが沢山ある国。海外生活をしていると、日本人でよかったなと誇れるような日本の平和エピソードを、各国の方から教えていただく機会がとても多いです。

しかしその良きイメージの裏側で、日本では常識とは言わずとも皆さん普通にされていることが、外国に行くと信じられないとビックリされたりすることもあるのです。そして平和の上にあぐらをかいているとまで言われることもあるってご存知ですか?

今回は、そんな良いイメージが行動一つでハテナに変わってしまう、そんな外国人が思う日本人の不思議についてお話します。

 

安全大国ニッポンの裏側は?

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世界一安全な国とたたえられる日本。「夜中に女性が一人で歩いていても、安心できる国はなかなかない!」「財布をなくしたのにお金が入ったまま戻ってきた!」「電車にスーツケースを忘れたら、誰かが駅員室まで抱えて届けてくれていた!」、といったような驚きの声をいただくことが多い安全大国ニッポン。

震災の際、混乱の中で日本人が社会秩序を守りパニックや暴動、犯罪等が起きなかったことに対し、世界のメディアが称讃の声をあげたのは記憶に新しいかと思います。そしてその基本的にある程度のマナーを持ち合わせ、相手を尊重する姿勢を持っている日本人の気質が、社会を住みやすく安全にしているのは確かです。

しかし、その安心感を外国でも見せてしまう場面が多く、外国人をビックリさせています。

それは、日本人が公共の場所で寝る行為についてです。電車の中、バスの中、公園とところ構わず座ると寝てしまう日本人。しかも抱えているのは高級そうなブランドのバックであったりするのです。

「ちゃんと腕の中で抱えているから・・・・」「酔っ払っているわけではないし・・・・」等、日本人側の言い訳は様々ですが、こんな平和ボケしている国民はいないぞ!というのが外国人の意見。

以前にテレビで手口を見ましたが、相手は居眠りしている人の懐を探り、気付かれたら起こしていたふりをすればいいのだということだそうです。現に、ファーストフード店で居眠りをしていた知人が「こんなところで眠っていては危ないよ。」と言って知らない人に起こされたので、何て親切なのだと思い「Thank you.」とお礼を言ってその場を去った後で、その起こしてくれていたらしき人物に携帯電話を取られたことに気付いたことがあったと話していました。

安宿のドミトリー等で、ロッカーが有料だったので枕の下に貴重品を全て挟んで寝たら、寝ている間に全て取られたという日本の方もいらっしゃいました。

人にもよりますが、一度寝てしまうと少しの物音では起きないもの。是非気を付けていただいたいです。

それでも万が一盗まれてしまった場合はどうしましょう?あまりあてにはなりませんが、すぐに警察で盗難届を出しましょう。旅行保険等入っている場合には証明が必要です。

 

「My phone was stolen at ABC shop in North Beach.」

→ノースビーチのABCショップで電話を盗まれました。

「Someone stole my bag when I fell asleep on the beach.」

→ビーチで居眠りしている間にバックを盗まれました。

「I need the police report to claim my insurance.」

→保険の申請をするために、盗難届が必要なのです。

「My phone has GPS function. Is it possible for you to track my phone with it?」

→私の電話はGPS機能があるのですが、トラッキングしていただくことは可能ですか?

 

その荷物、大丈夫?!

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そして荷物に関して言うと、もう一つ荷物を置いたまま席を立ってしまうという行為。日本では多少は平気なのかもしれませんが、ちょっとテーブルに何かを置いたまま写真を取っている方、とっても多いです。また、荷物をどこかへ置いたまま洋服を選んでいる方、これもとっても多いです。

私の父は、私のところへ遊びに来た際に、ウエストポーチを前に付けたまま掛っているTシャツを取ろうと手を伸ばしたところ、前から通りすがりにポーチの中の財布を取られそうになりました。そんな確実に大丈夫だろうと思うような体勢でも、犯罪は起きる可能性があるのです。

また女性の知人が「Do you want me to take some photos of you guys?」(写真撮りましょうか?)と言われたので「Yes, please.」(お願いします。)と一眼レフの高級カメラを差し出したところ、撮るふりをしてそのまま走って持ち去られてしまったといったこともありました。知人がハイヒールを履いていたのを見て、これなら追いつかれないと思ったのでしょう。

こういったケースを考え出すと、貴重品の安全な携帯方法などないように思われますが、少なくとも海外では日本にいる時以上に気を付けて過ごさないと色々犯罪が起きやすいことは確かです。

 

さいごに ~平和ボケは素晴らしい文化~

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海外に出ると、平和ボケというように揶揄されることも多い日本人ですが、こうやって日本を訪れる外国人が賞賛する日本の秩序の良さは、間違いなく日本の誇れる文化の一つなのです。海外に出て様々なシーンに立ち会うことにより、それを改めて実感できるのも日本人でいることの醍醐味かもしれません。

国内の秩序を誇れる文化として保ちつつ、海外で過ごす際には個々に意識改革ができるようになるといいですね!

 

About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/