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お子さんは準備完了!?留学に出すために必要な英語とマナーとは

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最近、日本をはじめアジアの各国で小学生や中学生を対象に、年間行事の一つとして短期留学を行なっている学校が増えたと感じます。

以前は修学旅行として生徒全員を海外へ連れて行き、ホテルに泊まりながらアクティビティーを楽しむといった学校が多かったのに対し、最近では選抜、もしくは希望者を引き連れて、短期留学という名目で生徒さんをホームステイや寮住まいさせながら地元の小中学校や語学学校へ通わせている学校が多いようです。

比較的日本の生徒さんは行儀が良いためとても受け入れの希望が多く喜ばれるようですが、それでも複数のホストファミリーから同じような内容の苦情が出ているそうです。

それでは受け入れ先の外国人ホストファミリーは、どんなことに対して苦情を出すのでしょうか?今回はその内容をもとに、今後お子様を留学に出すために日本で出来る準備についてお話します。

 

意欲的である姿勢を持たせる。

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まず一番多い意見が、とても英語を学びたいとは思えない態度で生活しているとのこと。ファミリーと関わることをなるべく避けて生活するような態度にやきもきする方は多いようです。

話しかけても反応は薄く一人で部屋にこもりがち、なにかを質問してくることは殆どなく、時には物音が聞こえるのにノックしても返事がなかったりすることも・・・・とのこと。なかなか自己表現が上手ではない私達日本人、静かで過ごしやすいと定評のある反面、物足りない印象を持たれることも確かです。

親元を離れての海外旅行、心細く部屋にこもってSNS等で友達やご家族とコンタクトを取ることも、ストレスを軽減させるには勿論必要なことだと思います。がしかし、出来れば2日に1度でもいいので、寝るまでは部屋に引きこもらずリビングルームでファミリーと過ごすことも大切かもしれません。テレビを見ながらわからない英語があったら聞いてくる程度のことを、ホストファミリーは期待していることが多いようです。

 

好き嫌いがはっきり伝えられる。

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以前に、ホストマザーの作る料理が口に合わず、それでもそれを伝えることが出来ず、作ってもらったランチをトイレに流して詰まらせ大問題になった日本人の学生さんがいました。

せっかく作ってもらっているのに・・・・や、嫌いということをとても言えない・・・・という理由でなかなか嫌いなものをファミリーに言えない日本の学生さんは多いらしいのですが、実際に学生さんに好きではないと言われていても相手は別に傷ついたりはしないのです。食文化の違いや育った環境を考えて、ファミリーは自分の作るものが必ずしも学生さんに合うわけではないことを既に理解しています。従ってそれを伝えたところで傷ついたり怒ったりすることはありません。

従って、勇気を出して好き嫌いを伝えることが大切です。

 

例えば、

「The ham sandwich was very nice, but I didn’t like the jam one.」

→ハムのサンドイッチはおいしかったですが、ジャムのほうはあまり得意ではありません。

「I prefer not to eat tomatoes.」

→トマトはないほうがいいです。

「I’m not big fan of chicken.」

→私はチキンを食べるのがあまり好きではありません。

「I’d rather have beef/chicken/pork than lamb.」

→牛肉/鶏肉/豚肉のほうがラム肉よりも好きです。

 

このように表現すれば、丁寧でいいでしょう。またこういったようにはっきり好き嫌いを伝えることで、あなたに対して何を作ったらいいのかアイデアが湧きやすくなりますので、ホストファミリーとしてはとても助かるということも前提に考えられるといいかもしれません。

 

自分の話がきちんと出来る。

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とくに短期ステイだと、多くの学生さんがホストファミリーとの会話を楽しむことが出来ず途中で心折れてしまうようです。また、ホストファミリーにとってもなかなか上手にコミュニケーションが取れぬまま学生さんが帰ってしまったと残念に思っている方が多いようです。

その原因の一つとして、話を振ってもなかなか心を開いてくれない、自分の話をしてくれないという意見が多いです。話しかけてもYesとNoしか言わず、話が続かないようです。私達日本人としてはどちらかというと聞くほうが得意で、話し方がわからない、話している間待たせているのが申し訳ない・・・・等の理由で口を噤んでしまうことも多くあるのでしょうが、基本的にホームステイの受け入れをしているくらいですから、その辺りはきちんと時間を掛けて聞く体制整えていると思って、思いきって自分の話をし、距離を縮めることも大切です。

特に子供の場合はなかなか自己表現が出来ず、聞かれたことしか答えられない子が多いと思います。しかしそれが小さいうちからプレゼンテーション能力の高い英語圏のキッズと大きく違うところであり、だからこそファミリーに理解してもらえないところでもあります。

なるべく多くを話せるように、出発前に自分の身の回り(家族についてなど)の話を英語でする練習をすることも大切な留学への準備かもしれません。

 

手伝いはどこまですればいい?

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「食事の際に、手伝いをしない。」「食事が終わっても食べたお皿を下げない。」これは良く聞く苦情です。「お金払っているからって、ホテルか何かのつもりなのかしら!?」という意見もよく聞きます。

もちろん本人にそんなつもりはなく、日本では出来ることでも、親の目を離れて新しい環境に飛び込んでいるのですから、そういった日常のことがおろそかになっているだけだとは思うのですが・・・・それでも手伝いをすることと自分の始末をすることは、最低限きちんと出発前に徹底する必要がありそうです。

ちなみに、手伝いをする際はこう声掛けしてみてください。

「Can I help you with something?」 →何か手伝ってもいいですか?

「Is there anything I can do?」 →何か私に出来ることはありますか?

「Can I do something?」 →何かさせてください。

「May I help you?」 →何か手伝いましょうか?

「Do you mind if I wash up?」 →私が洗い物したら気に障りますか?

※この場合はYesと言われたら気に障るからやめてほしいとのこと、Noと言われたらゴーサインです。

 

スマホの使いすぎ

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ここ数年で特に苦情が多いのが、スマホの使いすぎです。わからないことがあると黙ってスマホで検索する、これって結構相手に失礼なのです。

まず、翻訳サイトを使用して文章を英語にし、その画面を相手に見せて読ませる、これは絶対にやめたほうがいいでしょう、とても失礼です。

まだ小さい子なら、翻訳サイトを使って訳し、それを自分で読むならセーフです。読むこと自体も英語の勉強になりますが、それよりも読む気があるという前向きな意志を見せることが大切です。

できれば、わからない単語を調べるだけにとどめるのがベストです。その際には、このように相手に一言断るととても行儀よく思われるでしょう。

 

「I don’t know how to say, so can I check the word with my phone, please?」

→どう言ったらいいのかわからないので、電話で調べてもいいですか?

「Could you please wait for me checking the word?」

→単語を調べるまで待ってもらえますか?

「I can’t remember the word… Can I check it with my phone?」

→単語忘れちゃった・・・・電話で調べてもいいですか?

 

このように使うと相手も気持ち良く対応してくれるでしょう。しかし、緊急事態の場合等は、便利なツールですので使用して相手にいち早く事を伝えましょう。

 

おわりに ~お子さんがより快適に過ごせるように~

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短期留学の若年化が進んでいますが、厳しいようですが基本的に相手が大人でも子供でも人間同士の付き合い、やはり相手を尊重していれば好かれますし好き放題ふるまっていればそれ相応の扱いしか受けられません。

あなたのお子様がステイ先で可愛がられて皆から親切にされ、さらに沢山の英語を教えてもらえ、良い経験が出来るよう、しっかりマナーや生活習慣の準備をすることも大切です。

頑張る息子さん、娘さんをバックアップできるよう、親御さんとホストファミリーで連携を取ってサポート体制が組める環境が作れるといいですね!

 

About white

日本でシステムエンジニアとして8年働いたところで、急に思い立って職業給付金を利用し英語学校へ1年行き、アメリカのアダルトスクールでの3か月短期留学を経験。 その後、ワーキングホリデービザにてオーストラリアへ渡豪し、一度日本に戻るも一年後にIBM Australiaへ再就職し渡豪、オーストラリア人と結婚し現在1児の母として奮闘中。 英会話講師の家へホームステイ、オーストラリアでの各種短期留学受付中です。詳しくは→http://www.ab.auone-net.jp/~aus-life/